2014年11月1日(土)に、台風20号(ヌーリ)が発生しました。
台風20号は、2日(日)現在、フィリピンの東を、時速約15㎞で北方向に進んでいます。
海水温が高い水域を通過しているため、台風は発達を続け、
現在、中心付近の最大風速は50m/sあり、瞬間最大風速は、75m/sまで達します。
中心気圧は925hPaで、勢力は「非常に強い」レベルに達しています。
【今後の予想進路は?】
台風20号は、2日現在、北方向に向かっていますが、
今後、北または北東の進路をとる可能性が高くなっています。
しかし、まだ予報円が広いので、いつ日本に最接近するかは分かりません
台風20号が、もし予報円の一番西よりのコースを通った場合、
11月5日(水)頃から沖縄、九州、本州にも、台風の影響があるかもしれません。
その頃には、予想中心気圧は、960hPaで、中心付近の予想最大風速は40m/s、
予想最大瞬間風速は55m/sになります。
その後の進路次第では、日本に上陸する可能性もあります。
【季節外れの台風】
11月の台風は、大変珍しいですが、もし日本に接近または上陸をした時に
寒気が近くにあった場合、冷たい空気と台風の影響で暖かく湿った空気が流れ込み、
前線付近では激しい雨になる可能性もあるかもしれません。
今後の、台風情報には注意をして下さい。