2023年10月17日(現地時間)にアメリカの
ネバダ州のラスベガスで行われている
世界最大の航空機ショーで、ホンダ・エアクラフト・
カンパニーホンダジェットの新型
ビジネスジェット機「HondaJet Echelon」を
発表しました。
気になる航続距離などの性能や値段について
調べてみました。
【ホンダジェット・エシュロン】航続距離は?値段は?
2015年4月23日にホンダジェットが日本来て8年と半年になります。
(その時の記事はこちらです)
時の流れは早いですが、初期のホンダジェット、ホンダジェット・エリートに
続く「ホンダジェット・エシュロン」が発表されました。
「ホンダジェット・エシュロン」のプロモーションビデオは
こちらでご覧になれます。
新しい機体が今までのものと違うところは、”ライトジェット”に分類されるにも
かかわらず、無給油でアメリカを横断できる性能があることです。
そのためには、安全を考えると無給油で5000㎞に近い距離は飛べる機体にする必要が
あると思います(現行のホンダジェット・エリートⅡの航続距離は2865㎞)。
これを実現するために同タイプの競合他社の同じカテゴリーの航空機よりも燃費を
20%向上を目指しているとのことです。
乗員もパイロットを入れて最大で11人まで搭乗できる点も改良されています。
(現行のホンダジェットは8人乗りです)
キャビンもより広くなり、よりリラックスできる空間になるそうです。
もしこれが現実になれば、シングルパイロットのライトジェットで、
途中の空港で降りることなくアメリカを横断できる
最初の飛行機になるそうです。
ホンダ・エアクラフト・カンパニーは2026年までに初飛行が
でき、2028年には型式証明がとれるように準備を進めているそうです。
「ホンダジェット・エシュロン」の値段ですが、さすがに公表はされていません。
しかし、ホンダジェット・エリートⅡの価格が695万ドル(日本円だと1ドル150円とすると
10億4250万円)ということなので、あくまでも勝手な想像になりますが、
日本円で15億円前後になるかもしれませんね。
私の友人が、北米の大手航空会社でパイロットとして働いていますが、
その国の航空業界はかなり良くなっていると話していたので、
ビジネスジェットの需要もさらに増えいくことと思います。
「ホンダジェット・エシュロン」が完成したら、ライトジェットの
カテゴリーでは独り勝ちになるかもしれませんね。
完成した機体を見るのが楽しみですね。
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