大人気の女優、綾瀬はるかの主演ドラマ「きょうは会社休みます」が 、
10月15日(水)日本テレビで夜10:00から始まりました。
第1回目の視聴率は14.3%でした。
【あらすじ】
「私は女をこじらせている。」こんなメッセージからドラマは始まります。
いったいどういうことなのでしょうか?
綾瀬はるか演じる、青石花笑は帝江物産株式会社の横浜支店に
勤めています。
社内では、皆が電話の応対をしている中、青石花笑は事務員として
自分のデスクで仕事を淡々とこなしています。
そんな中、仲里依紗演じる、大川 瞳 が慌ただしくオフィスに入ってきます。
そして会社の同僚にこう言います、「ねえ、聞いてくださいよ。この上の会社に
とんでもないイケメンが潜伏していたのを私今日まで全然気づかなくて・・・。」
大川瞳は、初対面にもかかわらず、もうすでにそのイケメン男性に連絡先を渡してしまうほど、
恋愛に命をかけている、いわゆる肉食系女子なのです。
一方、青石花笑は、とても地味で恋愛経験もなく、会社でもまじめに仕事をこなし、
会社でも食器を洗ったり、鉢植えの世話までする、草食系女子なのです。
会社も終わって、青石花笑が帰ろうとエレベーターホールに行くと、
もうすでに大川瞳がいました。
花笑は瞳に「今日も飲み会?」と聞きます。瞳は「そうなんですよ。大学のサークルの仲間が、
先月できなかった私の誕生日会を、今頃やるって言いだして。」
瞳は、そのような言い方をしているわりには、とても嬉しそうにしていました。
逆に、花笑は、田口淳之介演じる同僚の大城 壮からせっかく合コンに誘われても、
これから「まもる」という名前の彼氏と予定が入っていると、嘘を言って断ってしまうのです。
花笑は結局、雑貨店に行ったり、楽しみにしているレディースデイの映画を一人で楽しんでから、
両親が待つ家へと帰りました。
家に帰るとまず「まもる」という犬にえさをやり、「私たち付き合っていることになっているから」と独り言のように話すのでした。
花笑の両親はとても優しそうで、翌日の花笑の誕生日を祝おうとするのですが、
明日は、会社の新入社員の歓迎会があるからと断ります。
花笑は、友人の笹野一華が2人目の子供を産んだからと言って、両親に子供の写真を見せます。
そこに一華から携帯にメールが届きます。
花笑の、携帯には、「ところで花笑・・・まだなの?」という文章が書かれていました。
花笑は、「えぇ、まだ処女でございます」と返信します。
花笑が、歯を磨いていると「急ぎなさい!20代終わっちゃうんだぞ!」というメールが一華から
届きました。
花笑は、今までチャンスがなかった訳ではなかったが、慎重な花笑は自分の体を許すことが出来なかったのです。
しかし、そのことが30歳になろうとする今、そのチャンスを生かせなかった自分に後悔するのでした。
いまだ彼氏のいない、花笑は自分の誕生日をどう有意義に過ごそうか考えた末、
歓迎会が終わった後に、誕生日の割引を使ってマッサージを受けることにします。
電話でマッサージの予約をした後、一人さびしく20代最後の日をベットの上で迎えるのでした。
翌朝、花笑はいつも通り、目覚ましが鳴る前に目を覚まします。
両親と、一緒に朝食を済ませた花笑はバスに乗って会社に向かいます。
花笑は、会社に一番のりに着くと事務所の明かりをつけ、新聞の整理をした後、花に水をやりテーブルを拭きます。
そこに立花課長がやってきて、花笑はコーヒーを持ってきましょうかと聞きます。
立花課長は、花笑に「そろそろ有給(休暇)を消化しないと今年も終わっちゃいますよ」
「まとまった休みとって彼氏とハワイでも行っちゃえばいいのに」
「(彼氏ができたこと)聞きましたよ、大城君から」と言います。
花笑は、「あぁ、そうですか」と、引きつった顔をしながら笑ってごまかします。
立花課長は花笑の直属の上司で、立花課長の奥さんが、同じ会社に努めていた時に隠れて社内恋愛をしていて、
結婚に至りました。
花笑にとって立花は何かと気にかけてくれる、ありがたい上司だけれど、話がくどいところが欠点でした。
その他の社員は皆マイペースで、個性的な社員ばかりでとても楽しそうな職場です。
お昼になり、花笑は1人でそば屋に行きます。店内は満員で、花笑がカレーうどんを食べていると、
相席で、花笑のテーブルに1人のイケメン男性が来ました。
花笑は、緊張で鼻や頬に必要のない汗をかきます。それをハンカチでふき取ると、
注文取りのおかみさんがやってきます。
そのイケメン男性は、「では彼女と同じものを」と言います。
それを聞いた花笑はむせてしまします。
そのイケメンは、玉木宏演じる朝尾侑で、花笑に「手、きれいですね」
「マニキュア塗ってない人久しぶりにみたな~」「帝江物産の方ですよね?」
「何度かお見かけしたことがあるんです」言うと、花笑は何も答えられずにうつむいてしまいました。
何も答えない花笑に朝尾は、「もしかしてなんですけど、会社の金、使い込んでいるんですか?」
と言います。
花笑が、「えっ?」と言うと、朝尾は「あなたにそっくりな人、知ってるんですよ」
「真面目を絵にかいたような経理担当だったんですけど、住宅ローンの返済に困って
何百万って金を横領していて、その人、メガネかけてマニキュアしてなかったんですよね」言いました。
花笑は、朝倉の冗談を本気に思って、「私実家暮らしですし、ローンの返済も終わってますから」と言います。
朝倉は、「冗談ですよ」「そんなこと本気で言うわけがないじゃないですか」と笑いながら冗談だと伝えます。
怒った、花笑は「えっ」と言い、店を出て行ってしまいます。
花笑は会社に戻り、ベランダで花に水をやっていると、アルバイトの田之倉悠斗が、携帯電話で別れ話をしているところでした。
電話を切った田之倉は花笑に「なんかすみません。昨日から別れ話で・・・もめる時ってこういうもんなんですかね?」
交際経験のない花笑は、答えられるわけがないと思っていると、田之倉が「結婚したら、会社やめちゃうんですか?」
「みんなが言ってましたよ。年内には寿退社じゃないかって」と言うと、花笑は「その話はやめて!」と言って怒ります。
会社が終わって、飲み会の席で、大川瞳が田之倉に「ねえ、田之倉は今、彼女いるの?」と聞くと、
田之倉は「ええ、いますよ」と答えます。
それを聞いた花笑は、昼に聞いた別れ話を思い出して「あれっ、田之倉君、別れたって言ってなかった」
「電話で彼女に冷たく言い放ってたよね」「もう無理だ終わったんだよって」言ってしまいます。
それに瞳は怒ります。
花笑は、相手に不自由していないのに、同じ嘘をつかれたことが許されなかったのです。
その後、2次会で皆がカラオケに行くところに、朝尾が花笑にハンカチを返しに来ます。
花笑は断って帰ろうとするが、田之倉と一緒に瞳に捕まってしまい、
2人はバーに連れていかれます。
朝尾に気がある、瞳は花笑を問い詰めますが、朝尾とは関係がないことを知ると、
朝尾と付き合えるように自分を応援するように言います。
酔っぱらった瞳を田之倉は連れて2人は帰っていきます。
1人残された花笑に、母親から電話が入りました「お父さん、銀座まで行ってケーキ買ってきたのよ」と
言うと田之倉が帰ってきたので、花笑は電話を切ります。
もう戻ってこないと思っていた田之倉が、となりいいですかと言って座ります。
どうして戻ってきたのと花笑は言います。
田之倉は、「(瞳は)もう大人なんで大丈夫ですよ」と答えます。
花笑が、「田之倉君って、ほんとドライなんだね」と言うと、
田之倉は「青石さんに、言われたくありませんよ」「じゃあどうして別れたことばらしたんですか?」
「青石さんだって、さっきの男の人のこと大川さんに黙ってたんですよね?」と言います。
「だってほんとに何もないから」と花笑も答えます。
「僕もいちいち説明したくなかったんです」「最近別れたって言うといろいろ聞かれるの面倒だし」
「適度に距離をとっておかないと疲れるじゃないですか」と田之倉が言うと、
花笑も、「うん、確かに疲れる」と意気投合してしまいます。
田之倉が、「僕たち似ていませんか?」「前から思ってたんですよね」「青石さんの人との付き合いかた
とか見てると、あぁ、一緒だな~って」「青石さんでも、彼氏に甘えたりすることあるんですか?」と言うと、
花笑は「一緒にしないでくれるかな?」「何が似てるよ」「つい最近まで彼女いたんでしょ?」
「彼女つくっといて自分からふったんでしょ」「その前だって、何人も彼女いたんだよね」
「私のこと何も知らないのに、一緒だなんて言わないでよ」と感情的になってしまいます。
そこで、プレイボーイの田之倉は、「もしかして、彼氏いるって嘘なんですか?」と花笑の本心を
見抜いてしまいます。
「どうして、そんな嘘ついたんですか?」と、田之倉に言われて、花笑の目には見る見るうちに涙がたまって
今にもあふれそうになりました。
田之倉は、花笑を傷つけてしまったことに気づいて、「すみません」と謝ります。
耐えられなくなった、花笑は席を立ち、化粧室にいきます。テーブルには、花笑の携帯電話が残されていて、
そこにタイミングよく、一華から「お誕生日おめでとう!」のメールが届きます。
花笑は、気持ちを落ち着かせて、テーブルに戻り会計を済ませようとすると、
田之倉は「もうちょっとだけ付き合ってもらっていいですか?」と言います。
すると、店のライトが消えて、ろうそくに灯がともったバースディケーキが運ばれてきました。
田之倉は、一華からのメールを見て、すぐに店の人に頼んだのです。
ろうそくを吹き消す花笑の目には涙がたまっていました。それは無理もありません。
人生初の男性から誕生日を祝ってもらったのですから。
「びっくりした」「驚かせないでよ」と言いながら、花笑は喜びの笑みを浮かべていました。
帰りの夜道、花笑が、「今日は、本当にありがとうございました」と言うと、
田之倉は、「正直、あんなに喜んでもらえるとは思いませんでした」と言いました。
花笑は、「そりゃあね」と言い、田之倉は、「相手が僕でよかったんですかね」と確認をすると、
花笑は「うん」と答えます。
田之倉は笑い、花笑と手をつなぐのでした。そして、「朝まで一緒にいていいですか?」と聞きます。
花笑は手を振り払って「そんなの無理でしょ急に」と言います。
「ですよね」と言って一人で歩き始める田之倉を見て、花笑は、昔チャンスを生かせなかったことを
思い出します。その男性と重ね合わせてしまった、花笑は、田之倉の後を追いかけてしまいます。
そして、田之倉の腕をつかみます。花笑が落ちた瞬間でした。
二人は、恋人のようにゲームセンターや、バッティングセンターで遊び、ボートのクルージングをロマンチックに
過ごしました。
次の朝、花笑がベットで目を覚ますと、となりには寝ている田之倉がいました。花笑はとうとう女になったのです。
ホテルを1人で出た花笑は、両親のもとへ連絡します。そして、酔ってしまって友人の家に泊めてもらったと言います。
その後、花笑が、会社に向かって歩いていると、朝尾がやってきて「おはよう、昨日と同じ服だね」
「家に帰らなかったの?外泊?」と絡みます。
花笑が「違います」と言うと、朝尾は「まさか相手は同じ社内の人じゃないよね?」「ずぼし」と見抜いてしまいます。
朝尾は、しつこく「気を付けたほうがいいよ」「相手も同じ服を着ていたら一発でばれるから」と警告します。
いつもは、会社には花笑が一番乗りなのに、そこに花笑の姿はありませんでした。
立花課長が、かかってきた電話に出ると、それは花笑でした。
花笑が、休みたいと伝えると、立花課長は「今日は有給扱いにしておきますから」と日頃真面目な
花笑に快く伝えます。
ところが、立花課長は昨日が花笑の誕生日だと気づいて、会社を休んだ理由が誕生日を祝ってもらえなかった
からだと勘違いをしてしまいます。
海の近くにある公園で、花笑はベンチに1人で座っていました。自分の願いが叶ったにもかかわらず、
花笑の気持ちは、なぜか重かったのです。
花笑は、出産をした友人の一華に会いに行きました。そして、一華に初めての感想を話します。
しかし、花笑は心の整理ができないでいました。
一方、会社では朝尾が、花笑を探しにきていました。花笑が休んでいることを聞き、不思議に思っていると、
そこに田之倉が入ってきて、同じ服を着ていることに気づいてしまいます。
瞳も黙ってはいませんでいした。チャンスとばかりに朝尾を飲みに誘います。そこで、名刺をもらい喜ぶのでした。
家に帰った、花笑は風呂に入り、物思いにふけていました。お風呂を出ると、父親にケーキのお礼を言い、
おいしいと言って食べるのでした。
父親が、「花笑、誕生日おめでとう」というと、花笑の目から涙がこぼれました。それはきっと、待っていた両親に
悪いことをしてしまったからだったのでしょう。
翌日、花笑は会社に行くと、いつもより早く出社してきた田之倉に会い、気が動転してしまいます。
おどおどしていると、立花課長がやってきて、申し訳なさそうに「誕生日おめでとう」と言って、
花笑にプレゼントを渡します。
そして、何も知らない立花課長は、花笑に田之倉と一緒に別室で作業をするように言います。
2人は、無言のまま作業をして、お昼を迎えます。疲れ切っている花笑を見た瞳は、
先輩大丈夫ですか?」と言います。そして、ランチを誘いますが、花笑は用事があるからと言って、
エレベーターに向かいます。
田之倉は後を追って、「ちょっと待ってください」「どうして無視するんですか」と言うと、
花笑は、急いでエレベーターに乗ってしまいます。
追いかけるようにエレベーターに乗った、田之倉は花笑に自分は本気だということを伝え、
「俺と付き合ってください」と告白します。
花笑は、田之倉を見上げて、「えっ」と言うと、田之倉はエレベーターで壁ドンをして、
「俺じゃだめですか?」と花笑にせまりキスをします。
エレベーターから、走り去る花笑と取り残された田之倉を、別のエレベーターから出てきた朝尾が
見て不思議に思います。
いつものおそば屋さんで、花笑が食べていると、そこに朝尾がやってきて座り、
「何か困っている顔だね」「ずいぶん年下の彼のことだろ?」「全部、話してみなよ」
「力になってあげるから」と言います。
第1話から、三角関係ができてしまいました。今後、どうなっていくのでしょうか?