【MRJ】日本初国産ジェット機!初フライト成功!

MRJ初飛行 乗り物
出典:http://www.huffingtonpost.jp
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MRJ初飛行

出典:http://www.huffingtonpost.jp

2015年11月11日(水)に日本初の

国産ジェット機MRJの試験飛行が

行われています。

 

この歴史的瞬間をたくさんの人々が

見守っています。

 

離陸後約1時間のフライトを行う予定に

なっていますが、私の感想を述べたいと

思います。

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2015年11月11日(水)朝8時台から放送が始まっていましたが、

すぐにMRJは滑走路には入っていきませんでした。

 

もともと当初の予定から約4年もの間に5回も延期になり、なかなか試験飛行に

踏み切ることができなかったので、この数時間は開発者の方々にとってみれば

それほど長くは感じなかったかもしれません。

 

最高のコンディションで、この歴史的初フライトを成功させたい

思いが伝わってきました。

 

今回、三菱航空機が設計、開発を行ったMRJは全長が約36mで

翼は22mあります。

 

一番注目されているのは燃費の良さで、翼の両端にはウィングレットが

付いていることもあり、小型の機体にもかかわらず北海道から、

九州まで飛行が可能になっています。座席数は70~90席になるそうです。

 

白いボディには赤、黒、ゴールド(たぶん)のラインが描かれていて、

尾翼にはMRJと書いてあり、見た目にもかっこのよい機体です。

 

開発費用の3分の1が国からの負担になっていたことを考えると、

単に一企業の話ではなく、国をあげての一大プロジェクトと言っても

よいのではないでしょうか?

 

最後の国産機YS-11が運行をやめてから、日本の旅客機が飛行していない

何か物足りない感じがしていましたが、MRJが完成して、やはり日本にも航空機を

つくる技術はあるのだと実感することができました。

 

いよいよ人々が待ちわびる中、いよいよ滑走路誘導路上に待機していた

MRJが滑走路に入っていきました。

 

そして名古屋空港のランウェイ(滑走路)34のセンターラインに

機体の前輪が揃い、滑走路に一直線に並んだところで、MRJは

停止して離陸のタイミングを待ちます。

 

数分後、ランウェイ34上で待機していたMRJに離陸許可が出ます。

 

9時34分MRJからのエンジン音が少しずつ大きくなり、機体がゆっくりと

加速を始めます。

 

離陸速度の時速220kmほどに達するのは、それほど時間はかかりません

でした。機体の前輪がゆっくりと、まるで風船が浮いていくかのように

地面から離れていきました。

 

そして、緩やかな角度で機体はみごとに大空に飛んでいきました。

 

MRJの飛行している姿もとても美しく、エンジン音もキーンというジェット音が

響いていました。。

 

MRJは約1時間の試験飛行を続けます。試験を終えて無事に着陸してくれる

ことを祈ります。そして、それは日本の航空業界に新たな歴史がつくられる

瞬間になるのです。

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11時4分追記

先ほど、MRJが無事に名古屋空港に帰ってきました。日本航空業界の

新たな歴史が始まりました。

 

今後も、MRJは日本とアメリカで2500時間の試験飛行を繰り返し、

問題がなければ、地方路線を結ぶ役割を担います。

 

すでに全日空を含む航空会社から、407機のMRJが受注されているそうです。

 

北米やヨーロッパでもMRJのようなサイズの機体が、多く運行しているので

今後は大きなマーケットになるのではないでしょうか?

 

航空業界は大きな利益を獲得しうる分野です。MRJが日本の景気回復の

ブースターになることを期待したいと思っています。

 

そして、何よりも国産の飛行機が世界中で飛び回る日が、すぐそこに

来ていると思うと何だか嬉しいですね。

 

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