シュワちゃんことアーノルド・
シュワルツェネッガーが戻ってきました。
ターミネーター1,2の監督をした
ジェームズ・キャメロンが絶賛して
いますが、実際はどうなのでしょうか?
今回、字幕版のターミネーター・
ジェニシスを実際に見た感想を
お伝えします。
【ターミネーター・新起動/ジェニシス】あらすじ・感想
最初に、ターミネーター・ジェニシスを見ていると、あれっと思う部分があります。
それはストーリー(世界)が以前とはかなり変わっていることです。
例えば、今回の見どころとも言える、シュワちゃん演じるターミネーターT-800が
3種類(青年・中年・初老)出てくるところです。
映画は、懐かしいターミネーター1で、サラ・コナーを暗殺するためにやってきた
青年ターミネーターから、サラ・コナーを守るために中年のT-800が
退治にやってきます。
この時点ですでにストーリーは変わっていて、中年のT-800は以前から
サラ・コナーを守るために、何年も一緒にいたのでした。
ターミネーター1のサラ・コナーは武器の扱いも全く知らない女性でしたが、
ターミネーター・ジェニシスに登場する、サラはすでに訓練を受けていて
銃や爆弾の扱いはプロになっています。
今回、サラ・コナーを守るために、2029年の時代からサラ・コナーの息子
ジョン・コナーは自分の愛弟子のカイル・リースを選びます。
タイムマシーンで1984年の過去に行こうとしている、カイルの目の前で
ジョンが背後から襲われるのを見ます。
しかし、時はすでに遅くカイルのタイムトラベルを止めることは出来ませんでした。
カイルが時空を過去に移動中に、色々な出来事を目撃します。
そこには、自分の家族や子供時代の自分などでした。その他にも不思議な
光景を目撃します。それは、スカイネットがジェニシスということや、
審判の日は2017年ということがカイルの記憶に残っているのです。
審判の日に起こる、ジェニシスの起動を阻止するために、サラ・コナーは
最初に審判の日と思われていた1997年に行くことを告げるが、新たな
光景が記憶に残るカイルが2017年に行くことを主張します。
2017年に行くことを拒んでいたサラ・コナーですが、最後には折れて
カイルとともに、2017年に行くことになります。
サラ・コナーをずっと世話してきた、中年のターミネーターT-800は
T-1000との戦闘中に生体組織を損傷したため、タイムマシンで一緒に
行くことができなくなっていました。
そのため、T-800は2017年まで、2人を待つことになります。
2017年に到着した、カイルとサラはたくさんの車が通る場所に突然
現れてしまったため、大きな交通事故を引き起こしてしまいます。
テロリストと勘違いされた2人は警察によって、逮捕されて警察署に
身柄を拘束されてしまいます。
しかし、何故かそこに2029年にいるはずの息子のジョン・コナーがいて、
2人を助け出してくれます。
3人はビルの地下にある駐車場に向かいますが、今度はそこに
もっと年を取った初老のT-800がいました。
そして、何とT-800はサラの前で、ジョンに銃を発砲します。
本物のジョンと信じ込んでいた、サラとジョンは叫びます。
しかし、銃弾を受けたはずのジョンは何もなかったかのように
起き上がります。
ジョンは、すでに新型のターミネーターになってしまっていたのです。
何とかして、ターミネーター化したジョンから逃げた3人は
審判の日が来る前に、ジェニシスを破壊しにサイバーダイン社へ
向かいます。
そこには、3人を阻止するためにジョンが立ちはだかります。
ここからは個人的な感想になりますが、この作品は私的には
一番期待していたのですが、何か少し物足りなさを感じながら
見ていました。
自分の解釈では、たぶんストーリーに驚きが感じられなかったことや、
アクションシーンも完全燃焼している感じがしませんでした。
今回、登場するジョンがターミネーターT-3000は、不死身のように
思われていたのが、最後はあっけなくやられてしまうところが、
不完全燃焼の原因かもしれません。
しかしながら、ターミネーターファンの私としての評価は
オール5(満点)の4になります(ファンでなければ3.5かもしれません)。
ただ、久しぶりにシュワちゃん演じるターミネーターを見ることが
できて楽しかったのは事実です。
そういえば、もし「ターミネーター・新起動/ジェニシス」を映画館に見に行く
場合は大切なことが一つありました。
映画が終わったあとに、エンドロールが流れますが(ターミネーターの
例の音楽と共に)途中、次につながる映像が流れるのです(結構、すぐに
帰ってしまう人がいました。
ここを見ておかないと次回作(全部で3部作になります)を見たときに
うまく今回の作品とつながらない可能性がありますので気を付けて
ください。
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