前回に続きでNHKの「きょうの健康」で
肩こり・肩の痛みを解消で、今回は
「予防と治療」についての放送が
ありました。
肩こりや肩の痛みは日常生活にも
大きく影響を及ぼすため、早く治したい
と誰もが思っていると思います。
しかし、なかなか思うようにいかないのが
正直なところではないかと思います。
今回の放送では肩こり・肩の痛みの違いに
よってどうしたら良いのかの説明が
ありましたのでお伝えします。
【きょうの健康】肩こり・肩の痛み「予防と治療」
まず、日頃からの肩こりの予防法についての説明がありました。
通常、肩こりは毎日の生活習慣で起こることが多いため、
下記のことを行うだけでも、予防につながるそうです。
①肩や背中の「筋トレ」や「ストレッチ」を行う筋トレや
ストレッチを行うと、肩の筋肉が鍛えられるとともに、
筋肉がほぐれ肩こりの解消になる。
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②「正しい姿勢」を心がける
正しい姿勢で座ることは予防や治療に効果的–猫背の状態だと
首や肩に負担がかかり肩こりの原因になる。
正しい姿勢でもずっと同じ姿勢で動かないでいると、筋肉が
縮んで固まってしまい、肩こりの原因になる-姿勢を変えたり
ストレッチをおこなう。
③「同じ姿勢」を続けない
治療法
①日常生活が原因のいわゆる肩こりの場合-姿勢を正すこと、筋トレなどの運動を行う。
簡単な運動の例-「僧帽筋のストレッチ」肩を耳につけるイメージで持ち上げる
10秒~20秒ほどしたら力を抜く(伸ばす)。
簡単なストレッチの例-「肩甲骨まわりの筋肉をストレッチ」肩甲骨をゆっくりと伸び縮みさせる-(腕を前でクロスさせ肩甲骨を伸ばすイメージ、次に腕を後ろに反らすことで肩甲骨を寄せて縮ませる(5回1セット 1日3~5回行う)。
やはり日頃から肩甲骨を動かすことが肩こり予防になるみたいです。
ここからの症状の場合は医師の診断や治療が必要になる
場合が多くなるそうです。
②肩関節が原因
五十肩-(肩の周りに痛みがあったり、肩が上がらない)
1.初期は運動を控える(炎症がおさまるまで)
2.炎症を抑えるための薬物治療(非ステロイド性荘園鎮痛薬・ステロイド薬)
外用薬、内服薬、座薬(痛みが激しい時)、注射(痛みがひどい時は
ステロイド薬を使用)
副作用-胃腸障害
3.炎症が治まったら運動療法
五十肩のストレッチ
健康な手でテーブルなどに手を置いて、五十肩の腕を下に
ぶらっと下ろします。
下ろした腕を時計・反時計回りに各10回回す(力を入れない)
(10回1セットを1日3~5回行う)
五十肩のストレッチ-五十肩の手のひらを上に向け、反対の手でゆっくりと伸ばす
(前かがみになり、体も一緒に前に伸ばすようなイメージ)
(目安30秒~1分 1日位3~5回)
腱板断裂
1.痛みを抑えるための薬物療法
2.運動療法-腱板の筋肉を高める
棘下筋を鍛える運動‐ひじを曲げて外側に回す(反らす)
肩甲下筋を鍛える運動‐ひじを曲げて内側に回す(息を止めない)
3.効果がなければ手術を検討
神経まひ
(肩回りの筋肉がやせてしまう、痛みの他腕が上がらない、痺れる)
1.薬物療法‐非ステロイド性消炎鎮痛薬、ステロイド薬、ビタミンB
2.運動療法‐まひしていない筋肉を鍛えて、まひしていない筋肉を補う
(まとめ)
肩こりや肩の痛みの症状がまだ軽度の場合は、毎日の運動や
ストレッチなど自分自身で体のメンテナンスをすることで、改善できる
ようです。
最近は、パソコンなどを使った仕事をする場合は、座り続けて作業を
続けるよりも、たまに立ち上がったり背伸びなどをすることを推奨して
いるようです。
症状がひどい場合は、無理をせずに一度、整形外科などを受診して
検査をすることが必要だということです。