【危険】富士山ご来光の服装と時間に注意!登山ルートと難易度は?

登山
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私が今まで登山をしてきて

いつも気になっていながら

行わないでいるのが富士山

登山です。

 

私の中では富士山は登る山

というより、見て楽しみたい山

という感じがしています。

 

ただ興味はあるので、私の友人が

2014年の7月中旬にご来光登山に行った

時のことを聞いたのでご紹介したいと

思います。

 

聞いた内容は私が想像していた

以上の山で服装と山頂到着時間を

考えないと思いがけない危険が

潜んでいました。

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【富士山】ご来光!登山ルートは?

私の友人が富士山登山に行ったのは真夏でしたが、

富士山頂上からのご来光を見たいということで、

今回の山行が決まったそうです。

 

友人が一緒に行った人は、日中に登ったことは

あったそうですが、夜の富士山登山は一体どのような

ものだったのでしょうか?

 

好日山荘では、現在クリアランスセール中です)

富士山のご来光を見る夜行ツアーバスが5合目に到着したのは、

午後4時過ぎで、夕食を済ました人から順番に登山を始めると

いった感じだったそうです。

 

その時、5合目には着替えをする場所がなかったそうなので、

初めから登山用の衣服は着ておいた方が良いみたいです。

 

友人が登り始めたのは午後5時過ぎ(普通の登山では考えられ

ませんが)ですが、外はまだ明るいですね。

(上の写真は吉田ルートの案内板です)

最初の登りは急な感じはなく(ジグザグに登ります)、

道幅も広く整備されているので登りやすかったそうです。

(コース上は岩がゴロゴロしている感じはないそうです)

 

遮るものがないので、コースの先が良く見えるそうです。

7合目から山小屋が多くなります。

だいぶ登ってきたという感じがしますね。

雲がかなり下にあるように見えます。

カレーライスやラーメンが食べられるのはうれしいですね。

バナナまで売っていますね。

ちなみに清涼飲料水は400円くらいします。

缶入り酸素というものが売っています。

高山病対策ですね。

こちらのトイレの利用料が200円になっています。

標高2900m付近です。

この日の最終目的地は、8合目にある白雲荘でした。

白雲荘に到着したのが午後7時30分位でした。

 

そこで弁当(おにぎりとから揚げ)が提供されて、

軽食の後に仮眠をとりました。

(通常、宿泊客の夕飯ではハンバーグ入り

カレーライスがふるまわれるみたいです)

写真は仮眠をした部屋です。通路を挟んで両側のスペースに

布団が敷いてあります。

寝る場所は隣とのスペースはあまりないですが、

上向きで寝ていても肩が当たる程ではなかった

らしいですが、横を向くとすぐに人の顔がある

感じだったそうです。

 

これは山小屋では当たり前のことで、まだ布団を

1枚使えるだけ良い方だ思います。

 

寝ているときは寒いことはなく、快適だったとの

ことです。

 

山小屋のトイレも問題なく使えたそうです。

(現在のトイレはリニューアルされていてより綺麗に

なっているみたいです)

 

白雲荘ではコーヒー、ココア、カップラーメン、パンなども

買えるとのことです。

 

午前1時30分頃には白雲荘を出発して、富士山山頂に

向かい始めました。

 

宿の外は真っ暗でとても寒く、ヘッドライトをつけて

足元を見ながら歩きました。

 

山頂に近づくほどに風速が強まっていく感じだった

そうです。

 

やはり道はジグザグになっていましたが、登るにつれて

斜度が急になっていきました(特に山頂付近)。

 

山頂に近づくにしたがって風も強くなり、真夏にもかかわらず

真冬のような寒さだったそうです(風により体感温度がより低く

なったと思います)。

 

友人も寒かったのですが、同行者は登山用の服装ではなく

雨合羽マフラーをまとうという普段着に近い感じだったらしく、

特に寒がっていたそうです。

 

しかし、友人がエマージェンシーシートを持っていたので、

何とか持ちこたえることが出来たみたいです。

 

山頂に到着したのは、午前2時20分頃で、日の出まではまだまだ

時間があったので、かなり厳しく思うほど寒い思いをしたそうです。

 

日の出午前4時30分頃(雲海から)だったみたいで、

2時間も待たなくてはなりませんでした。

 

このことから、出発の時間を調整するか、ゆっくりと歩いて

時間を合わせて到着するようにした方がいいと話していました。

信じられませんが富士山山頂には売店(山口屋)があり、

そこでラーメンを食べてやっと体が温まったということです。

 

山口屋には150名も収容できるそうです。

 

その売店が風よけになっていたので、助かったと言っていました。

山頂にある自動販売機です。普通にあるのが不思議ですね。

 

あまりにも寒いため、髪の毛が逆立つような感じで、服もしっかりと

ジッパーを上まで閉めおかないと耐えられないほどみたいです。

 

富士山山頂からの景色は、曇りでしたが、眼下には雲海が広がって

いたそうです。

残念ながら樹海などの景色は見れませんでしたが、

太陽光線と混ざったオレンジ(薄ピンク)の雲海を見ることが

できたそうです

火山口の写真などを撮ったのちに、下山を始めました。

下りは意外と比較的楽で、膝などの負担も思ったほどでは

なかったそうです。

 

友人は道幅も広いので走って降りられそうだったと思ったそうです。

 

途中はほとんど休むこともなく一気に下ったそうです。

 

【富士山】ご来光登山の服装や山小屋の出発時間は?

富士山登山に行こうと思った時、最初に考えるのが

服装ではないでしょうか?

 

登山の基本の服装についてはこちらを参考にしてみて下さい。

 

今回の富士登山は7月中旬に行っているので、自宅を出発した時は

多分、半袖のシャツか、長袖の服でも薄い生地のものだと思います。

 

しかし、忘れていけないのが富士山は頂上で3776mもあるので、

気温が平地と同じだと思ったら大間違いになります。

 

目安で気温は高度は100m0.6度下がると言われているので、

仮に3800mで計算をすると、0mで気温が30℃あったとしても

頂上では気温が7度くらいになるということです。

 

それに加えて風が強く吹けば体感温度もより低くなるので、

頂上付近の体感温度は氷点下になる可能性もあります。

 

なので服装も真冬の装備が必要となります。

 

【筑波山】登山するときの服装は?に基本的な

服装について載っていますので、参考にしてみてください。

 

少なくとも8合目の山小屋を真夜中に出発するご来光登山では

服装の基本となる3レイヤ‐の服装で考えなくてはなりません。

 

上は温かめの長そでシャツ(ウール等がおすすめ)その上に

フリースジャケット(インナーダウン)を身に着けて最後に

アウターとして、暴風よけにもなる雨具(フードを使うと

強風時にかなりの寒さ対策になります)を着ます。

 

ニット帽もかぶった方がいいと思います。

ネックウォーマーとの組み合わせもいいと思います。

 

バラクラバというものもありますが、逆に歩いて暑くなって

しまったときの体温調整が難しいので私は使っていません。

 

下も下着と保温性の高いタイツと登山用パンツ、そして

上着と同じように防水性の高い(ゴアテックス等の)雨具を

着るとかなりの寒さを防ぐことができます。

 

もちろんブーツ(登山靴)も大切で、靴の中に保温材が

入っているものもあるので、調べてみて下さい。

(靴は一番大切です。自分の足に合わない靴だと登山も

きつくなります)

 

以上、一般的な服装について紹介させていただきましたが、

私もそうですが、ふつうよりも寒がりな方は、必要に応じて

もう一枚多めにということもあると思うので、基本的な考えは

着る物は少し多めに用意したほうが安全だと思います。

 

次に山小屋(今回は8合目から)の出発時間ですが、

友人たちは山小屋を早く出発しすぎてしまったため、

頂上で約2時間の間かなり寒い思いをしました。

 

しかしこれは防げたことで、出発前にきちんと日の出の時間を

調べておくことが大切だと思います。

 

友人たちは8合目の山小屋から約1時間ほどで、頂上に着いた

らしいですので、その日の日の出が4時30分頃だったことを

考えれば、3時過ぎに出発すればちょうど良かったのでは

ないでしょうか?

※ただ登山道の渋滞次第では早めに行動してください

 

【富士山】ご来光登山吉田ルートの難易度は?

「富士山」は整備がとても行き届いていて、山小屋も多く、

何か不測の事態になっても、シェルターとして使える場所が

多いので、比較的安心して登山を行うことができるみたいです。

 

ただ高山病や長い距離を歩くからことからの足や腰への

負担などには気を付ける必要がありそうです。

 

私の友人も軽い頭痛があったそうですが(初日8合目までの間)、

宿で仮眠をしたら治ったそうです。

 

体力的には、日頃から多少歩いていたら大丈夫ではないか?と

友人は話していました。

体力に自信のない方は馬に乗って5合目から7合目まで

行くことができるそうです。

 

ちなみに友人の同行者は日頃からあまり運動をしていなかった

らしいですが、ペースに気を付けて歩いたら大丈夫だったそうです。

 

とにかくゆっくり歩くこと(体力だけでなく、高度に慣れるという理由でも)が

大切だそうです。

 

登山等に関しては「吉田ルート」に関しては、きちんと整備もされて

いるので、安心して歩くことが出来そうです。

 

ただ登山客が多いことから渋滞が予想されますので、

行動は少し早めにした方が良いと思います。

 

それと真夏でも服装には気を付けること。

(頂上付近は真冬の寒さの可能性)。

 

山頂のトイレ(使用料金300円)は共同トイレは1つしか

なかったみたいで、混んでいるため、待ち時間がとても

長くなります。

※トイレはなるべく下の小屋で済ませましょう

 

雨の日は気を付けることはもちろんのこと、特に暴風雨のとき

飛ばされるような感じで視界も悪くなります。

 

強風の時はしっかり立って慎重に歩く必要があります。

 

毎年、富士山は幅広い年齢層の方々が登る山です。

 

五合目までは自動車を使って比較的楽に行くことが

できますし、登山道もきっちり整備されていて、

トイレや山小屋もたくさんあるので、登山経験者で

なくても山頂までたどり着くことができるかもしれません。

 

しかし、富士山は日本一標高が高い山なので、

高山病には注意が必要ですし、頂上付近は

かなり寒くなるので、服装にも注意が必要です。

 

特にご来光登山に行くときは温かくして出発

したいですね。

 

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