2015年5月30日(土)20時24分に
小笠原諸島近海で地震が起こりました。
今回の地震は、通常のものとは
異なる異常震域と言われる現象が
起こっていました。。
一体、異常震域にはどのような意味が
あるのでしょうか?(実際の震源地の深さは
682㎞に変更されています)
【小笠原沖地震】異常震域とは?遠くでも揺れた原因は?
今回、起こった地震はマグニチュード8.1で、小笠原諸島西方の深さ682㎞が震源地
でした。
この地震で話題になっているのは、地震が発生した場所です。
震源地である小笠原諸島の下にはフィリピンプレート(岩盤)があり、そこに入り込んでいる
太平洋プレート上の深い場所で起こりました。
何が違うのかというと、通常起こるプレート型の地震はプレートが重なっている浅い部分の
はね返りによって揺れが起こりますが、太平洋プレート上の深い部分で起こる地震は
珍しいということです。
しかも、この地震では揺れた場所が広範囲だったということがとても特徴的でした。
それは「異常震域」と呼ばれる現象で、プレート(岩盤)上で起こった地震は
プレート上を地震の波が伝わっていくため弱くならないまま、遠くの場所でも
揺れが強いということが起こるそうです。
今回プレート上で起こった、この深発地震は過去50年で、世界最大級の
地震になるそうです。
この地震が、予測されている他の大地震との関連性はないとのことですが、
実際に起こっている多くの地震や、火山活動をみると色々な面で日本列島は
活動期に入っているように思えます。
日頃から、災害時にどのような行動をするのか真剣に考える必要があると
思いました。
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