【腰痛対策の新常識】腰痛時の予防法や対処法は?

健康
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NHKの教育番組で「チョイス@病気に

なったとき」で腰痛予防について

放送されました。

 

番組では腰痛で悩んでいた

ある女性の症例を例に腰痛に

なったときの間違えた対処法と

改善された成功例が紹介され

ました。

 

内容についてお伝えします。

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【腰痛対策の新常識】腰痛時の予防法や対処法は?

まず、「腰痛対策のチョイス」として一般的によくありそうな

対策方法が紹介されました。

 

それは、「湿布」「マッサージ」「はり・きゅう」「放置」「お風呂」

「コルセット」「安静」「ストレッチ」「だましだまし」などです。

 

ほとんどの人は痛みが出て上記のことをしても、なかなか治らない場合は

整形外科などに行って治療を受けるのですが、それでも治らない場合は

手術という流れになることが、多いそうです。

 

しかし、実は腰痛の予防や改善方法には別の新たな方法があったのです。

番組では腰痛で手術直前までいったのにもかかわらず、現在は腰痛知らずと

なっている女性について紹介していました。

 

現在29代後半の女性は、約7年前に激しい腰痛に襲われた

ため、生活が一変してしまいました。

 

それはある日、立ち上がろうとしたところ、腰に激痛が走り

整形外科に行くと「ぎっくり腰」と診断されました。

 

医者で薬などを処方してもらって、鎮痛剤を飲みながら

安静にした結果、1週間ほどで腰痛は改善されたそうです。

 

その後は、荷物を持つときは気を付けたり、腰にはコルセット

を巻いたりしてなるべく腰に負担がかからないようにしていました。

 

それから2年後、就職もして社会人としての生活をしていたある日、

今度は、ソファに座った途端に全身に激痛が走り立てなくなって

しまいました。

 

しかし、年末で病院が閉まっていたため、以前と同じように

安静にして治そうと考えたそうです。

 

通常ぎっくり腰は時間をおくと徐々に良くなっていくらしいの

ですが、その時は全く改善されませんでした。

 

それどころか、痛みはどんどん強くなって、そのうち一歩

足を運ぶのもつらい状態になっていました。

 

痛みで寝るものつらく、特にベットから起き上がるときも

激しい痛みがあったそうです

 

そして、日常生活も送ることが困難になったため、仕事も

退職することになってしまいました。

 

より女性を苦しめたのは、「治療法が見つからない」ことでした。

数々の病院にいくのですが、先生が変わると言うことも違うと

いった感じで、どうしたらよいのか分からなくなっていたそうです。

 

しかし、ある先生との出会いで症状は改善されて、今では日常

生活も問題なく送ることが出来るようになりました

 

東京大学医学部附属病院松平浩先生は約1年半前から

その女性の腰痛改善の治療を行ってきました。

 

通常整形外科では、腰痛患者に鎮痛剤を渡して画像検査

原因特定をしていきます。

 

原因が分かったらその症状にあった治療を行います。

 

しかし、どうしても改善がされない場合は手術へと移行

していきます。

 

ところがどうやら実際は手術をしなくても腰痛が改善される

ケースが多いみたいです。

 

その新しい、腰痛を改善できる方法はどのようなものなの

でしょうか?

 

腰痛が長引く原因がどうやらあるみたいなのです。

 

それは「恐怖」と「借金」なのだそうです。少し分かりにくい

のですが、一体何のことなのでしょうか?

 

まず、「恐怖」とは、「また痛みが出るのではないか?」と

いう不安感が、体を大事にしようと安静にしすぎることで

帰って体を堅くする原因になり、結果症状を悪化たり、

怪我をしやすい体にしてしまうらいしいのです。

 

それを「恐怖回避思考」といい、腰痛悪化のメカニズムが

不安⇒過度の安静⇒脳の鎮痛システムの低下⇒痛みが激化

というパターンになるそうです。

 

例えばぎっくり腰のあとに、コルセットなどを使用する場合でも

2日位に止めるのが良いそうです。

 

次に「借金」ですが、これは「髄核のズレ」が原因している

みたいです。

 

髄核は、背骨と背骨の間のクッションのようなものなのですが、

体の動きに合わせて、前後左右に動くらしいです。

 

通常髄核は、真ん中に位置しているのですが、腰を曲げたり

することで、ずれることが分かっています。

 

例えば、前かがみになって腰に負担がかかると、髄核が徐々に

外側にずれていきます。

 

そして、椎間板の外側に傷がつくと、「ぎっくり腰」といわれるものに

なり、さらに髄核が完全に飛び出した状態になったものが、「椎間板

ヘルニア」といわれるそうです。

 

結局、腰痛になる前には、髄核のずれが蓄積して疲れがたまった

状態になっていることが多いそうです。

 

それでは、「髄核のズレ(借金)」を解消する方法はあるのでしょうか?

腰痛解消方法で紹介されたのは「これだけ体操」でした。

 

まず、肩幅より少し広げて立ちます。次に手をお尻にしっかりと

当てます。そして、骨盤を手で押し込むイメージで体を反らします。

(股関節は前側が伸びるようにします)3秒数えて元の姿勢に戻します。

 

骨盤を押すときは「イタ気持ちいいと感じる程度の強さ」で押すことが

肝心です。

 

これだけ体操」は無理をする必要はなく、気になったときにやるだけで

十分だそうです。

 

あごを引くのと、ひざを曲げないようにして、正しいフォームで行うことが、

大切だということでした。

 

「これだけ体操」には、横バージョンもあります。

 

「これだけ体操」横バージョンを行うときは、壁が必要ですが、

まず肩の高さで壁に腕を当て、壁から足までの距離は壁から

肩の2倍にします。

 

そして、体が「く」の字になるように、腰を手で押し込みます。

やりづらい方で5秒を5回行います。

 

これだけ体操横バージョンを行うときは、猫背にならない

ようにして、やりづらかった方を重点的に行います、

こちらの体操は2~3日に1回程度でOKだそうです。

 

腰痛が2週間で治ってしまった例もあります。

 

しかし、これだけ体操には注意点があります

 

まず、お尻から太ももにかけて、痛みやしびれがある場合

体操後も10秒以上痛みが続く場合は体操を控えてください

とのことです。

 

その他にも、腰への負担を軽減するコツや姿勢などについても

説明がありました。

 

まず、くしゃみなどをすると、腰への負担は200kg以上になる

らしいのですが、くしゃみをする際にテーブルに手をつくだけで

腰への負担を約60%も軽減できるとのことです。

 

物を持ち上げる時の姿勢は、遠くの物に手を伸ばして持ち上げる

のではなく、持ち上げたい物にできるだけ近づいてしっかりと腰を

落としてから背筋を伸ばして持ち上げることで、腰への負担を

大きく減らすことができるらいしいのです。

 

しかし、最近分かってきたのが、おしり神経と言われている

上殿皮神経障害」が腰痛の原因になっている場合もあり、

これは細い神経のためなかなか見つかりずらいみたいなの

ですが、治療は手術などはせずに注射で済んでしまうので、

比較的簡単に症状を改善することができるそうです。

 

腰痛は、年齢に関係なく誰にでも起こりえることです。

日頃から、腰への負担を少なくできるようにしながら、

これだけ体操でリセットをして、自分自身で体の

メインテナンスが出来るようにしたいですね。

 

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