オーストラリアのメルボルンで開催
されている、全豪テニスオープンの
2回戦に錦織圭選手が挑みました。
昨年度、急成長を遂げた錦織選手ですが、
過酷なトーナメントをこなしてきた
疲れは取れているのでしょうか?
【錦織圭】全豪テニスオープン3回戦出場決定!
今回、第2回戦で錦織圭選手が対戦した相手は
世界ランキング86位の、イワン・ドディグ(クロアチア)でした。
錦織圭は、世界ランキング5位で、相手は86位と数字だけで
比較をすると、錦織の圧勝と思ってしまうかもしれません。
しかし、イワン・ドディグ選手は、ダブルスを得意としていて
特に、強力なサーブと、ネットプレイを得意としていました。
実際の試合でも、イワンのサーブが思うところに入り始めると
錦織は手も足も出ない状態になることさえありました。
一方、錦織選手はオーストラリアの気候に慣れていない様子で、
時々、辛そうな表情を見せることもありました。
錦織は、もともと最初から飛ばすタイプの選手ではないですが、
第1セットでは、ミスも目立ち4-6でイワンにセットを取られてしまいます。
続く第2セットでも、錦織選手は本調子にはならず、
お互いサービスゲームを譲らず、接戦で最終的には
7-5で錦織がセットをとります。
第1試合から見ていた人はきっと、今日の錦織は調子が悪く
負けるかもしれないと思ったかもしれません。
しかし、次の第3セットで、錦織は調子を上げてきて、
サーブや、ラリー時のショットや、ネットプレイも
見違えるようによくなり、6-2でセットを取ります。
これでもう錦織が余裕で勝つと思っていましたが、
さすが、ここは4大大会の場。
第4セットでは、イワンの猛反撃が始まります。
それはもう、別人のようになってイワンの
サーブは無敵に見えました。
仮に、錦織がリターンをしても、イワンは
前に出てきて見事なネットプレイで、
錦織に反撃の隙を与えません。
そして、第4セットの、第2ゲームでは
何と、錦織は自分のサービスゲームを
落としてしまいます。
その後は、一進一退の攻防が続きましたが、
錦織は第10ゲームで、相手のサービスゲームを
奪い、逆転に成功します。
最後、タイブレークに持ち込み、錦織が
7ポイントを連取して勝利しました。
錦織の、素晴らしい数々のプレーを見ることが
出来ましたが、2時間47分もの試合をこなしたこともあり、
疲れもたまっていると思います。
それでも、試合後、ファンのみなさんにサインの
サービスをしていました。本当に好青年だと思います。
第3戦の相手は、世界ランキング38位の
スティーブ・ジョンソン(アメリカ)との
試合を予定していて、試合の予定日は23日か、
24日になるもようです。
今後も、錦織圭選手を応援したいと思います。
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