【落雷】人に落ちる確率は?予防法は?

自然
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2016-06-03_231231近年、人が落雷に巻き込まれる

事故が増えているそうです。

 

そのほかにも雷が落ちることで

電気製品等の精密機器が壊れて

しまうこともしばしばです。

 

私はよく登山にいきますが、

特に夏場、山で気になるのは

天候で、雷は一番怖い存在に

なっています。

 

では屋外で雷に遭遇してしまったら

どうやって身を守ればよいので

しょうか?

 

私の経験も含めてお伝えします。

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 【落雷】確率は?

日本での落雷の数は一番多い8月では、なんと100万回を

越えるそうです。

 

年間を通じて雷の件数は、8月が全体の3割で集中しています。

 

発生率の場所は日本海側よりも太平洋側の割合が、6割と

多くなっています。

 

比較的多くの人が、屋外にいる時に落雷に遭遇したことが

あるかと思いますが、あの強力な稲妻や、響き渡るような

雷鳴は本当に恐ろしいとしか思えないのではないでしょうか?

 

それもそのはず、落雷時の電圧は200万ボルトから10億ボルト

まで、達することがあるそうです。

 

このような強大なエネルギーを持つ落雷が人に当たったら

ひとたまりもありません。

 

日本での年平均の落雷の被害は20人で、そのうちの7割の

人が死亡しているそうです。

 

落雷で、良く耳にするのがスポーツをしているときで、

ゴルフやサッカー、野球、釣り(アユ釣りなど長い釣竿を使用時)、

登山でも稜線(山の高いところ)を歩いている時に落雷の被害にあう

ことが多いみたいです。

 

どれも共通しているのは、急に雷が来てもすぐに安全な建物

などに逃げることができない状況下にいるということです。

 

落雷を受ける確率を調べてみましたが、皆それぞれ生活環境が

違うので、実際に正確な数字を出すのは不可能と思いました。

 

ただ一般的に落雷に打たれる確率は、飛行機に毎日乗って事故

に遭う確率よりも低いそうです。

 

それでは、落雷から身を守る方法はあるのでしょうか?

 

【落雷】予防法は?

もし「ゴロゴロ」という雷の音が聞こえたら、もう雷の射程距離に

あると思った方がいいと言われています。

 

その場合、落雷の直撃を受けないように、すぐに頑丈な建物

自動車の中に避難することが大切です。

 

(雷の接近を教えてくれる機器もあります)

 


雷探くん 携帯型 雷 探知器 NTD-P01

(こちらのレビューは高評価ですが、アラートの正確性や、アラーム音が小さいということを

指摘する声もありました)

 

(雷アラートは、登山やフィールドワークを行う方など、周りに障害物がなく、

すぐに逃げ場にたどり着くことができない場合には、早く危険を察知して

避難行動に移せるという意味では、価値があるかもしれません)

 

ただ屋根があればいいということではなく、テントなどの簡単な

シート状の壁では全く意味がないので、気を付ける必要が

あります。

 

しかしながら、自然の中にいる場合や、頑丈な建物が近くに

ない場合は、その他の方法で自分の身を守らなければ

なりません。

 

まず雷がどのように落ちるのかが分かるとどのように対処したら

よいのかが分かってきます。

 

もちろん例外もあるとは思いますが、最初に雷の発生源があると

します。

 

その雷を球体として考えます。そしてその球体の半径約30mに

雷をどこに落とすか探っている触角ようなセンサーが付いていて、

その触角が一番最初に触れたところに雷が落ちるということだそうです。

 

なので、雷が落ちやすい場所は高いもの(場所)で、よく言われる金属

などのアクセサリーは関係がないらしいです。

 

ただ、近くに自分よりも背が高い木や電柱があるから、心配ないかと

いうとそうではなく、逆に木などの近くに人が立っていると、木に落ちた

雷が人に飛び移るので危険です。

 

その場合の対処法は、まず高さ5m~30mの木を避雷針代わりとして

活用する方法があります(高さが5m未満の樹木の場合は安全な場所

は確保できません)。

 

まず、下から木の頂上にななめ45度以上に見上げる場所が

安全な場所と言われています(木から4m以上離れる)。

 

もちろん姿勢は低くした方が良いので、安全な範囲内で

しゃがみ込むのが基本姿勢になります。

 

次に最悪な状況下といってもよいですが、雷が来た時に

自分の周りにないもない時です。

 

実は、私も登山をしている時に何もないところで、雷に

遭遇しました。

 

私が、25kgほどの荷物を背負って初夏の雪道を歩いて

いると突然目の前で「ピカッ」と雷が落ち、「ゴロゴロ」と

大きな音が鳴り響きました。

 

私は友人と2人で歩いていたのですが、「ザックには

2本のストックを付けていたので、すぐに荷物を降ろして

なるべく姿勢を低くしました。

 

しかし、私はその時、なるべく姿勢を低くしようとして手も

地面についていました。

 

しかし、雷は地面からも伝わってくることがあるらしいので、

実際はしゃがみ込むというのが一番安全な方法みたいです。

 

その他にも雷から身を守る方法はあると思いますが、基本的に

大切なのは、前もって天候(天気図)などで確認することや、

山などの自然の中にいる場合は夕立などを避けることが

できるように、早めの行動をすることが大切になります。

 

雷検知器、警報機等を使えば、雷が30km付近に近づいて

くると警告音で知らせてくれます。

 

欠点は、音がうるさいのでボリューム調整が出来るものが

いいと思います。

 

今年は、雷が多くなるのではないかと予想されている

みたいですので、外出する際は天気予報などをチェックする

習慣を身につけたいですね(特に夕立の多い夏場は)。

 

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