2014年11月9日、関西国際空港発、グァム行のアメリカの
デルタ航空、ボーイング757型機の294便が、
硫黄島に緊急着陸をしました。
一体どうなったのか調べてみました。
米デルタ機が硫黄島に緊急着陸!
9日の午前10時10分ごろ 関西国際空港を離陸した、デルタ航空のボーイング757型機は
グァムに向かいました。
硫黄島は、関西国際空港とグァムのおおよそ中間点になりますが、
硫黄島の南南東約452キロ地点の太平洋上で、デルタ航空機ボーイング757の
左のエンジンに問題が起こったため、進路を変え硫黄島の滑走路に
緊急着陸をしました。
硫黄島の滑走路は、2650mありますが、通常、民間の航空機が使うことはありません。
今回のような緊急時や、自衛隊、アメリカ軍が訓練などに使用しています。
ボーイング757の乗客はどうなった?
デルタ航空のボーイング757が着陸する際は、故障した左のエンジンは
安全のため停止させていたと思われます。
ボーイング757のように2個のエンジンがある航空機は、1個のエンジンが止まってしまっても、
安全に飛行できるので、問題なく硫黄島の滑走路に着陸できたと思います。
デルタ航空294便の乗員、乗客171人に怪我はなかったそうです。
しかし、着陸した機体の修理をすぐに行うことが出来なかったため
乗客は6時間もの間、成田空港からの代替え機を待たなければなりませんでした。
乗客は、成田空港で出国手続きを済ませていたので、機体の外に出ることは
出来ず、狭い機内で待たなければなりませんでいた。
その後、成田から到着した機体に乗り込んで、硫黄島を午後9時35分頃出発して
グァムには午後11時25分頃に到着したそうです。
乗客、乗員の方々は約9時間もの間、大変な思いをされたと思います。
ボーイング757のトラブルの原因は?
デルタ航空のボーイング757-200の左のエンジンに不具合があったとのことですが、
詳細は現時点では不明です。
今回は、離着陸時の事故ではなかったので、バードストライクのように
何かがぶつかったものではなく、エンジンそのものに何かの不具合が
生じたのではないかと思われます。
こちらもどうぞ