厚切りジェイソン【ジェイソン流 お金の増やし方】内容は?読んだ感想は?

雑学
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厚切りジェイソンというと、お笑い芸人という印象が強いと

思いますが、実際はIT企業の役員でもあり、投資家でもあります。

十分な収入があるにもかかわらず、派手な生活をするわけでもなく、

将来のために資産形成を続けているところが、今の時代を

生き抜く上で必要なヒントを教えてくれているように感じます。

彼の著書である「ジェイソン流お金の増やし方」を

読んでみて思ったことをお伝えしたいと思います。

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厚切りジェイソン【ジェイソン流 お金の増やし方】内容は?読んだ感想は?

Why Japanese people!」というフレーズをテレビで聞いたことが

あるでしょうか?

私も、厚切りジェイソンというと、そのフレーズのイメージしか

ありませんでした。

でも、実際は大手企業で働くエリートであったにもかかわらず、

自分のやりたいことにチャレンジをするという一つのこだわりが、

あのフレーズだったのです。

しかし、新しいことにチャレンジすることを他人事としていられる

時代ではなくなってきています。

一般的に、日本人というと一つの企業に定年まで働くということが、

ある意味当たり前のような考えがありましたが、それは定年後も

年金などで食べていけるという、構造があったからだと思います。

ところが、日本の経済はバブルを境に下がり続けています。

それにもかかわらず、国民は重税を課されている悪循環になっています。

そして、人口減少も大きな問題になっていて、今の働き世代から

年金受給者に払われる年金も減少し続けています。

これから、不安定な時代を生きるために将来のことを真剣に

考えることが必要な時期にきているのだと思います。

(ガーデンでは、iDeCoやNISAなどの無料相談を行っています)

最近、「新NISA」のことについて、よく聞かれるようになりました。

「ジェイソン流お金の増やし方」には、どのように投資を行っていけば

良いのかということを、ジェイソン自身の体験をもとに書かれています。

その本の中で、大切なのはやはり十分な収入を得ることができる仕事に就くことと

書かれています。

これは、当たり前のことだと思われるかもしれませんが、より大切なのは

この後です。

それは、支出を減らすということだそうです。

多分、皆さんもそんなことは分かっていると思われるかもしませんが、

ジェイソンの考えが分かると意外と無駄遣いをしていたのかも?と

思わされます。

まず、どこにでもあるコンビニです。オフィスビルや病院の中にまであります。

仕事をしているとき、オフィス、外回り、仕事帰り、ちょっとした

買い物にコンビニを使うことがあるのではないかと思います。

しかし、ジェイソンによるとコンビニで缶ジュースを買うことさえ

無駄につながると書いています。

確かに、コンビニで500mlくらいの飲料を買うと150円ほどの

出費になります。

これを毎日1本ずつ買ったとしても150円×365日で、54750円にも

なります。

実際は、コンビニに行けば飲み物も1本では済まず、その他の食料品など

も買うことになれば、より出費は増えます。

ジェイソンはどうしているかというと、飲みものは自宅で使用済みの2リットルの

ペットボトルにインスタントコーヒーを入れて、持ち歩くそうです。

その他の食材などは、2㎞ほど離れた業務用スーパーなどに歩いて

買いに行くそうです。

これはやりすぎだと思う方もいると思いますが、ここでジェイソンが

伝えたいのは、収入と支出のバランスがとても大切で、余ったお金が

ないと投資をすることはできないということです。

なるべくお金を使わずに、投資に回せるお金を残すということですね。

ジェイソンが薦めているのは、3か月生活できる資金は残して残りは

投資に回すということです。

最近は収入の5%を生活費として使い、残りの95%を投資に

使っているそうです。

そして、ジェイソンがおすすめしているのは、インデックスファンドと

言って積み立て方式で毎月一定の額(金額は変更可能)を長期間続ける

投資方法です。

やり方としては、まずどこかの証券会社を選ぶところから始めます。

銀行などでも取り扱っているところはたくさんありますが、手数料が

高い傾向にあるので、ジェイソンがおすすめしているのは、ネット証券です。

SBI証券、楽天証券などが、取引件数の多い証券会社になるそうです。

証券会社を決めたら、今度は何の銘柄にするのかを決めていきます。

ジェイソンが、おすすめしている銘柄は、「楽天・全米株式インデックス・

ファンド(通称:楽天VTI)になります。

この銘柄は、ジェイソンが今アメリカで取引をしているETFというものに

近いものになるそうです。

楽天・全米株式インデックス・ファンドを選んだほうが良い理由は、

全米株式の大型株から小型株まで、約4000銘柄を時価総額で荷重平均した

指数を用いることで、幅広く分散投資されているからだそうです。

要は、一社の株を買う場合はリスクが大きくなる可能性が高いので、

なるべく多くの会社の株を持つことで、リスクを抑えるということ

なのですね。

ただ、それでも株価が大きく下落をする時期がくることはあり、

その時に売らないことが、鍵になるそうなので、余裕資金を

投資にまわすことが、大切になるとのことです。

最近は、老後2000万円問題が何かと話題になっていますが、

自分で資産形成することで、老後も安心して暮らせるように

NISAを使うのも人生の一つの選択肢だと思いました。

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