最近、蛍光灯が製造中止になる
傾向が強くなってきました。
環境省からも、蛍光灯器具に
ついての記事が出ています。
その理由と、今後どのように
なっていく可能性があるのか
調べてみました。
蛍光灯が製造中止! 環境省なぜ?
すでに白熱灯(昔からあるナス形の電球)は、パナソニックなど大手の
家電メーカーでは製造を中止しています。
これは政府の方針で、エネルギーを多く消費する白熱灯をLEDなどの
省エネ商品に買い替えを促進するものです。
今度は、白熱灯に続き蛍光灯も2020年を目安に製造中止に
なることがささやかれています。
それでは、白熱灯と蛍光灯、LEDについての良い点と悪い点に
ついてまとめた下記の表をご覧ください。
1日6時間使用 | 54W | 12W | 6.9W |
---|---|---|---|
価格 | |||
寿命 | |||
1年間の電気料金 |
上の表に記載されているのは、60W相当の電球とそれと同等の明るさの
蛍光灯とLED電球の比較です。
まず白熱灯は作りも簡単なため価格が安く済みます。その次に、蛍光灯
LEDと続きます。
次に点灯日数ですが、1日6時間点灯した場合の比較をしてあります。
ここで価格の安い白熱灯はエナメル線を使っているため、
点灯日数はとても短くなっています。
次に蛍光灯ですが、白熱灯よりもかなり長寿命ですが、
やはりLEDの方が長く点灯することがよく分かります。
次に1年続けて使用した場合の電気料金ですが、60Wの白熱灯が
どれだけたくさんの電気を消費するのが、よく分かりますね。
電気料金をみると、蛍光灯もLEDも省エネだということが、よく分かります。
白熱電球を1年使うとLED電球が購入できるほどの、電気料金がかかって
しまうのです。
この表から言えるのは、白熱灯は魅力的な価格でも電気代は高くなり、
LEDは電気代は安くても、価格が高いということです。
しかし、白熱灯は美白に見えるというこだわりがある人もいたり、
トイレ等、あまり長い時間点灯することもないので、LEDを使用するのは
もったいないという人もいます。
それに、今使用している電球や蛍光灯と全部LEDに替えるのは
大変だと思いますので、よく使用する部屋から順番に入れ替えていくのが
よいかもしれません。
特に、長時間白熱灯を使用している部屋をLEDに替えると、電気料金の
違いが分かると思います。
長い目で見ると、LEDの方がお得になる場合が多いと思います。
環境的に考えても、LEDなどの省エネの商品を使用することで、
電気料金が安くなるだけではなく、消費するエネルギーも減ることから、
CO2排出の低減になり、世界中の国々が協力して、地球温暖化を
防ぐことが、目的なのでないでしょうか?