【宇宙エレベーター】仕組みは?問題点は?

宇宙エレベーター 宇宙
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宇宙エレベーター

出典:gregorium.wordpress.com

最近、宇宙エレベーターと

いうものが話題になって

います。

 

一体、どのような仕組みに

なっているのでしょうか?

 

問題点も含めて調べて

みました。

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【宇宙エレベーター】仕組みは?

 現在、宇宙に行くにはロケット等を使うしか方法は

ありませんでした。

 

しかし、ロケットを使用するには莫大な費用や、時間が必要でした。

 

しかも、過去の例を見ると打ち上げが失敗したことも多々あり、

その場合は、金銭的な存在だけではなく、長い年数を訓練に

費やしてきた優秀な尊い人命まで失われます。

 

その他にもオゾン層の破壊を含めた、環境破壊も問題に

なっています。

 

そこで現在、考えられているのが宇宙エレベーター

というわけです。

 

しかし、地球は自転をしているので、どのようにしてエレベーターを

宇宙まで延ばすのか?という疑問が出てくると思います。

 

その疑問の答えは「宇宙エレベーター協会(JSEA)」のホームページに

載っていました。

 

これは説明をするよりも、画像で見た方が分かりやすいと思います。

宇宙エレベーター仕組み1

出典:http://www.jsea.jp

 この図は、宇宙エレベーターの仕組みを簡単に表現した

ものですが、宇宙を基準にしてそこからエレベーター(昇降機)

を取り付けるワイヤーのようなものを地球に向かって垂らすと、

ワイヤーが重力で落下してしまうので、上方向にワイヤーを

引っ張ってバランスをとっています。

 

ただ宇宙エレベーターが地球上で横方向に動いてしまうと

大変なことになるので、人工衛星が静止していられる

赤道上の高度3万6千メートル上空を宇宙エレベーターの

駅にすれば、地球と同じ自転速度になるため、同じ場所に

とどまるそうです。

 

宇宙エレベーター仕組み2

出典:http://www.jsea.jp

 

【宇宙エレベーター】問題点は?

宇宙エレベーターを建設する上での課題というページが

ありました。こちらをどうぞ。

 

問題点としては、先ほどもふれましたが、宇宙から地上に

おろすワイヤーだそうです。

 

とてつもなく長いワイヤーを引っ張るのに必要な強度が

鋼鉄と同じ重量だと180倍もの強度がないともたないそうです。

 

その他にも人体に影響のある、太陽からの電磁波や放射線、

熱や、宇宙エレベーターに激突するおそれのある、隕石や

スペースデブリ、地上では落雷や台風などの強風など、

クリアしていかないといけない色々な問題があるそうです。

 

私が思ったのは、実際に完成した場合、上の図にある地上から

最初の宇宙ステーションまで約4万キロの距離を移動するのに

いったいどれくらいの時間がかかるのだろうか?ということです。

 

あまりにも速度が速いと、人間の体が気圧についていけなく

なるのですが、あまりにも遅くなると宇宙ステーションに

到着するのに3~4日かかるというのも実用的ではないですよね?

 

宇宙エレベーターの速度や、気圧の調節も含めてまだまだ

課題はありそうですね。

 

しかし 宇宙エレベーターが完成すれば、特別な訓練を

受けなくても宇宙に行くことが出来る日がくるかも

しれませんね。

 

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