【仙丈ヶ岳】登山ルートは?難易度は?テント泊は?

登山
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2018年8月の夏休みを使って仙丈ヶ岳

登山に行ってきました。

 

仙丈ヶ岳の標高は3033mで、天気が

良ければ、登山をしながら素晴らしい

景色を楽しむことができる山です。

 

今まで、南アルプスの山は登ったことが

なかったのですが、今回はテント泊の

用意をしました。

 

気になるルートや、実際に行ってみて

体験して思ったことをお伝えします。

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【仙丈ヶ岳】登山ルートは?

前年までは北アルプスの縦走を計画することが多かったのですが、天候が思わしくなく計画どおりに

行かないことで直前になって予定の変更になることばかりでした。

 

ここ数年の天候は、晴れて暑い日だと思っていると、急に雷雨になるという夏らしい天気の日が

多いかと思いますが、雨に関しては局地的に降りすぎなように思います。

 

特に、雲がかかったりして視界が悪くなったり、路面が濡れたりすると穂高連峰の

ダイキレットなどに挑むのは難しく、まとまった安定した日が必要な縦走登山には、

向かない天気が多いように思います。

 

そこで、今回は、初めから短期間の1泊2日のテント泊をする登山で考えていたため、テント場までの

アクセスがよく、友人にとっては初めてのテント泊でしたので、何かあった場合に避難できる

山小屋が近くにあることを前提に場所を探しました。

 

そして、見つかったのがテント場が北沢峠というバス停から近くにある長衛小屋で、南アルプスにある、

仙丈ヶ岳へのアクセスも良い場所です。

 

仙丈ヶ岳や甲斐駒ケ岳の玄関口の北沢峠までは、バスを利用していくことができるので、

人気のあるルートになっています。

 

今回は登山中に雷雨に遭遇したら大変だという気持ちがどこかにあり、

のんびり行こうと半分登山はあきらめていました。

 

正直、私は登山はオプションという気持ちでいました(友人は違っていましたが)。

 

(アウトドアショップのL-Breathでは現在セール中です)

 

(アクセス)

途中ですが、アクセスについて触れておきます。

 

北沢峠へのアクセスについてはこちらをどうぞ)

 

今回は、新宿から特急あずさを使って茅野駅までいきました。

 

ここからはバスです。夏の間運行している、南アルプスJRジオライナーという臨時のバスを

使って仙流荘まで行きます。

(片道1750円で支払いは現金のみです。5千円、1万円の両替はできませんので、

お気を付けください。)

 

JRジオライナーは、名前のとおりJRが運行しているので、新宿8時発の電車で茅野駅につくと、

ほとんど待ち時間なしで出発してくれます(とても空いていました。荷物置き場もあり、

かなり快適なのでおすすめです。)

 

 

 

 

 

 

 

仙流荘からは、南アルプス林道バスを使って「北沢峠」まで行きます。

 

 

 

 

 

 

 

北沢峠から、テント場のある「長衛小屋」までは、最初、バスで来た道を先にすすみ、

途中「テント場」という看板あるところを左に抜けて、もう少し細い道をくだります。

 

(長衛小屋についてはこちらをどうぞ)

 

長衛小屋までの、コースタイムでは約10分と近いです。

 

(実は、当初、テント泊を予定していたのですが、電車の中で天気図や天気予報を

調べていると、雷雨の可能性があったので、長衛小屋に連絡をして素泊まりを

させていただくことにしました。それでは、当初、予定していたテント泊が出来なく

なってしまうので、小屋の方にお願いをして、友人のテントの練習も一緒に行いました。)

 

長衛小屋は収容人数こそ56人と少なく、定員になると断られてしまうそうなので、

電車から予約をしました。

(現地についてから予約する人も見かけましたが、当日の場合、食材の仕込みのことがあり、

素泊まりのみとなるそうです。定員もありますので前もって予約をすることをおすすめします。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小屋に着くと最近リニューアルオープンしたこともあり、とてもきれいで

部屋(2F)もしっかり1枚分の布団があり、カーテンで各自仕切ることができるので、

プライバシー面でも安心です。

 

予約で、シャワーも使用できます(5分500円で最高15分まで)。

 

トイレに関しては、男性用・女性用は室内に1つずつしかないのですが(夜のみ使用可)、

外に出るとすぐ近くに、数人が同時に使える大きめのトイレ(テント泊の人も使用)が

あるので安心です。

 

(テント場)

長衛小屋には、約100張のテント(1人500円)を収容できるスペースがあります。

2段になっていて、小屋から離れたテント場は低い場所にあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

テント場には給水専用の自然の水が豊富に流れてくる水場があるので、

助かります(靴を洗ったりするのは、山小屋近くの水場でしてください)。

 

結構混んでいましたが、私たちは小屋に近いところに空きスペースがあったので、

そこにテントを張りました。

 

(今回使用した、友人のテントにご興味ある方はこちらをどうぞ)

 

テント場の地面は、ほとんど平らでいいのですが、踏み固められたような感じで、

ペグを打つのは困難です。

(場所によっては石が埋まっているところもあったので、マットは必要です。

 

その代わりに程よいサイズの石がごろごろしているので、ロープを石に巻き付けて固定することに

しました(地面はとても固くペグを打つのは難しいと思います)。

 

テントを張って、マットを敷いて横になってみると、ほとんど傾斜はなく快適に横になることが、

できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

テント場のすぐ横には、小さな川が流れていて、樹木とのマッチングは最高です。

 

虫がたくさんいると思い、覚悟はしていましたが、テント場付近は気になるほどでは

なかったです。

 

テント泊をする際に、特に重要なのは食事選びだと思います。

 

今回は、アルファルファ米とか、カップラーメンも持参したのですが、

面白くないので、ハンバーグやあさりの缶詰なども持っていきました。

 

真夏だったのでハンバーグは心配だったのですが、凍らしたハンバーグと

冷凍可能なアクエリアス(パックタイプ)を保冷剤として保冷バックに一緒に

入れて持っていきました。

 

ある意味、実験的にやってみたのですが、見事に朝から夕飯(夕方5時半)まで、

冷えた状態でした(まだ凍っている部分もありました)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、自分的にはキャンプ場では、ありえない豪華な夕飯になりました。

 

(使用したバーナーです)

 

(キャンプで自炊する場合の定番、五目ごはんです。最初、美味しいと聞いてから買うように

しているのですが、正直、私的にはどうしても独特の味がしておいしいとは思えません。手軽ですが。

自然の中では贅沢は言えませんのでありがたくいただいております。)

 

雨は降ったりやんだりで、遠くでは雷もなっていました。

 

夕方6時ころまで、キャンプ場にいましたが、明日の準備もありましたし、

消灯が8時でしたので、片づけをして小屋に戻りました。

 

(長衛小屋)

小屋に戻ると、宿の御主人が最新の天気を調べてくれているところでした。

(北沢峠もそうですが、長衛小屋でも携帯電話などはほどんど使えませんので、

天気予報は小屋の入り口付近に置いてある端末で確認するしかありません)

 

天気予報の、明日の天気は前線の影響で、あまり登山には適さないかと

思いました。

 

伊那市では、午前中は晴れで午後からは雨。南アルプス市では1日中

安定した天気。

 

私的には、電車の中で調べていた長期予想の天気図や予報からも

あまり良くはならないと思っていたので、友人と相談して早起きして天気が良ければ、

早朝に出発することを決めました。

 

洗顔と歯磨きをすませて(3人同時に使用できる洗面所があります)、

翌日持っていくサブザックに荷物を入れて、朝食の準備もしてから

休みました。

 

(サブザックはコンパクトに収納できるタイプが便利です)

 

荷物を小屋に預ける場合は、前日の夜7時までに受付の人にお願いをします。

有料で300円になりますが、朝、自分の寝ていたところに置いていけるので、

とても楽です。あとで、1F玄関の近くまで移動してくれます。)

(テント場の場合は、前日からテント場を使用していた場合、翌日の15時頃まで

張っておくことができるので、登山に不必要な荷物はテントにデポして登山に行く

人が多いと思います)

 

翌朝は4時起きで考えていましたが、私は3時半に目が覚めてしまいました。

 

雨の場合は中止と考えていましたが、空には雲1つなく星が見えていました。

 

子供の時、運動会の前日、当日雨ならいいのにな~と思っていたら、

晴れだったという気分でしたが、天気なら行くと友人とも話していましたので、

スイッチを切り替えて準備を始めます。

 

空いているうちにトイレなどを済ませて、大体の準備が出来たところで、

友人を起こして、食事をするために1Fにある、テーブルに行きました。

(自炊の人でも小屋に泊っているいる人は、外ではなく室内にあるテーブルで

バーナーを使用することができます。ただし、熱くなった鍋などを直接テーブルに

のせるのはNGで、テーブルにある鍋敷きを使用して下さいとのことでした。)

 

最終的な準備を済ませたら、最小限の荷物をもって出発です。

 

(出発前に友人が作成した登山計画です)

長衛小屋(5:00)→大滝ノ頭(7:16)→小仙丈ヶ岳(8:32)→仙丈ヶ岳(10:08)

→小仙丈ヶ岳(11:14)→大滝ノ頭(12:30)→長衛小屋(14:16)

トータルコースタイム: 9時間16分(食事・休憩時間込)

 

今回は、大滝ノ頭、小仙丈ヶ岳を通るルートを選びました。

 

選んだ理由は、最近の天候は午前中は良くて午後からは悪くなるため、

最初に景色の綺麗な小仙丈ヶ岳を通るルートを長衛小屋の受付のお兄さんに

勧められたからです。

 

ただ、頂上までの途中に小屋などのトイレがある場所がないのと、斜度は

こちらの方が急になります(特にトイレが心配な方は、馬の背ヒュッテを

通るルートをおすすめします)。

 

長衛小屋を、出発したときの時間は5時少し前でしたが、外は薄暗い感じでしたが、

ヘッドライトは必要ありませんでした。

 

さすがに、朝は涼しいので上は半袖のシャツ(2枚)にゴアテックスのジャケット、下は

パンツと雨具を着て、歩き始めました。

(地図とコンパスは必須ですね)

 

地図とコンパスで方向を確認すると、仙丈ヶ岳は小屋から西方向(甲斐駒ヶ岳は東)に

進んでいきます。

 

途中、北沢峠に向かう道を通り抜けて、そのまま登山道を登っていきます。

 

少しすると突き当りになるので、左に進みます。

 

ここから2合目、3合目と多少きつい登りが続きます(ただ、北アルプスの蝶ヶ岳

ように登りがずっと続くわけではありません)。

 

 

 

 

 

 

 

 

途中、階段もあります。

 

 

 

 

 

 

 

3合目です。

 

 

 

 

 

 

 

4合目です。

 

 

 

 

 

 

大滝の頭(5合目)で、分岐になります。小仙丈ヶ岳方面は左の道を行きます。

 

 

 

 

 

 

ここからも、登りが続きますが、森林限界を超えていくので天気が良ければ

景色が良くなってきます。

 

森林限界を超えると、平均で腰から胸の高さほどの高山植物が密集している

道を縫うように歩いていきますが、とにかく虫が多く飛んでいて、寄ってきます。

蜂や、ハエのような?虫がとにかくブンブン飛んでいる場所を突破するような

感じで進んでいきますので、虫よけスプレーは必須だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

あまり考えてないと小仙丈ヶ岳が頂上だと思ってしまうかもしれませんが、

まだ約180m登ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、圧巻の景色です。南アルプスの山々だけでなく、遠くの富士山まで見ることができました。

 

いつも山で、迫力のある景色を見ると報われた感じがします。きっとこれが

山登りの醍醐味なんでしょうね(正直、登っているときはいつもつらいので)。

 

 

 

 

 

 

小仙丈ヶ岳からも登りが続きますが、ペース配分に気を付けて登ります。

 

 

 

 

 

 

頂上が見えてきましたが、正直いつもなかなか着きません。

 

 

 

 

 

 

もう少しです。

 

 

 

 

 

 

意外と北アルプスのようなガレ場があります。

 

 

 

 

 

 

 

いつの間にか頂上に着いていました。頂上には約20人ほどの登山客がいました。

登頂時の天気は良かったので、腰をかけて食事をしている人が結構いました。

 

時間は8時20分頃で予定時間よりもかなり早く到着しました。

 

頂上付近になると、それほど虫は気にならないほどになりました。

 

 

 

 

 

 

私たちも、仙丈ヶ岳の頂上で写真を撮ったら、食事です。

 

とはいっても天気も心配だったので、手早く行動食を摂ります。

 

私が持って行ったのは、アミノバイタルゼリー5000㎎(アミノ酸)×2、チーズ鱈、ナッツ類、

ドライフルーツ(ブルーベリー)、カロリーメイトなどです。

アミノバイタルゼリー5000㎎(アミノ酸)です。登山には必ず持参します。行動中に摂ると何となく頑張れる気がしています)

 

正直、ほとんどの場合、登山中はあまり食欲がでないので、ゼリーなどが食べやすい

感じがします。

 

食事が済んだら、出発です。友人はもう少しゆっくり頂上を満喫していたいのが

感じ取れましたが、冷気が流れてきていたのと、実際に雲(霧)も増えてきたので、

出発することにしました。

 

今度は、もう一つの小屋を通るルートを下っていきます。

 

仙丈小屋までは約15分程で到着します。すぐに小屋の裏側にあるトイレに向かいます。

(トイレは1回100円です。小屋の右横に案内と箱があります)

(こちらのトイレの水は茶色に濁っていますが汚水ではないと思われます。でもうがいなどは

控えた方が良いかもしれません)

 

トイレを済ませたら、すぐに出発です。

 

ここで、分岐がありますが右方向(東)に向かうと行きに歩いてきた小仙丈ヶ岳のルート、

真っ直ぐ(北)に下りて行くと馬の背ヒュッテを行くルートで、私たちは北に向かいます。

 

かなり下っていきますので、ルートを間違えていないか慎重にチェックしながら行きます

(間違えていたら登るのが大変です)。

 

途中、大きな荷物を背負い小屋まで運ぶお兄さんとすれ違いました。

 

「大変ですね」と声をかけると、「今日は楽です」とニコニコしながら登っていきました。

 

無駄のない、余裕を感じる登りに「すごい」と思わされました。

 

馬の背ヒュッテ近くの分岐地点までのコースタイムは約1時間ですが、それ以上に長く

感じました。

 

馬の背ヒュッテを右手に見ながら10分程歩くと、太平山荘と北沢峠の分岐に出ます。

 

私たちは北沢峠の方に向かいます。

 

ここで途中小さな沢を横切るのですが、小さな沢をまたいだり、石の上を歩いて

いきますが、増水していたら怖いと思いました。

 

雨量が多い時は、こちらは使用しないで、小仙丈ヶ岳のルートを選んだ方が

安心かもしれません。

 

馬の背ヒュッテのすぐ先(東側)の沢が多少大きく、「一瞬先に道がないのでは?」

と思いましたが、よく見ると道幅は狭いですがきちんとありました。

 

ここから多少の登りもありますが、こちらのルートの方がなだらかなので、

基本楽だと思います。

 

ここからコースタイムで約40分程歩くと、行きにも通った小仙丈ヶ岳と馬の背ヒュッテへの

分岐がある、大滝ノ頭(五合目)に出ます。

 

ここからは行きに通った登山道を戻るので気持ち的には楽です。

 

しかし、ここから4合目、3合目、2合目の看板の間隔が予想よりも長く感じました。

 

いつも帰りにはそう思ってしまうのですが、疲労のせいでしょうか?

 

2合目の分岐では南側(進行方向右)の道を行きます。

 

そして、真っ直ぐ行くと長衛小屋に抜ける道を右に下りて行く予定でしたが、

見落としてしまい、結局、北沢峠のバス停が見えるところまで行ってしまい

遠回りをして戻ることになってしまいました。

 

ただ、北沢峠から長衛小屋までは10分程の距離なので、そこまでのロスには

なりませんでした。

 

長衛小屋に到着(11時20分)したら、靴を水場で洗ってから中に入りました。

 

(実際のコースタイム)

長衛小屋(5:00)→大滝ノ頭→小仙丈ヶ岳→仙丈ヶ岳(8:20)

(休憩20分)→仙丈小屋→馬の背ヒュッテ→大滝ノ頭→長衛小屋(11:20)

トータルコースタイム: 6時間20分(食事・休憩時間込)

 

預けてあった荷物はご親切にも1Fの受付近くまで運んで保管してくれて

いるので、帰りもスムースに帰ることができました。

(1Fに更衣室(個室)がありますので、着替えが必要な方は受付で聞いてみてください)

 

着替えを終えたら、お世話になった宿の方にお礼を言って、北沢峠に向かいました。

 

北沢峠のバス停(屋根付き)に着くと、乗り場が2か所あって(まさか仙流荘方向とは違う便が

あるとは思っていませんでした)、バス停で待っていましたが、そのうちにバケツをひっくり返した

ような雨が降ってきました。

 

あと30分遅れたら、大変でした。

 

そのうちに人も増えてきたので、あたりまえのように座って待っていましたが、何だか違和感を感じ、

確認するとそこから出発するバスは行先が違うと分かりました。

 

(気を付けていれば間違えることはないと思いますが、念のためお気を付け下さい)

 

仙流荘方向に行くバス停は、反対方向のよりも小さめですが、バスは定員になると

時刻表以外の時間でも、その都度出発してくれるので、とても助かります。

 

20分ほど待つと定員になったので、出発してくれました。

 

仙流荘には13時台には着いてしまったので、バス乗り場の受付の方に茅野駅行きの

バスがあるか聞いたところ、17時のバスしかないとのことでした。

 

(心の中でどうしようか?とおもいましたが)、受付の方が仙流荘には温泉があり、

500円で入れますよと言われたので、せっかくと思い入ることにしました。

 

仙流荘はお世辞にも新しい建物ではありませんが、掃除は行き届いていて、

スタッフの方々も親切でした(特にご主人はとても親切でした)。

 

すぐに温泉に入ろうと思いましたが、お腹が空いていたので、

聞いてみるとお昼は14時までということで、先に食事をすることにしました。

 

仙流荘には休憩室があり、宿の受付にはる発券機で食券を買った人は

使用することができます。

 

休憩室はとても広く、ゆったり座ることができるので快適です。

 

食事をした後は温泉に入ったのですが、入浴料(500円)の他にタオルや髭剃り、

が必要な場合は別料金になります。

 

大浴場ですが、思ったよりも広く、サウナや露天風呂もありました。

 

山で温泉に入ったことは今まで数回ありましたが、山帰りの温泉では一番良かったです。

 

 【仙丈ヶ岳】難易度は?

仙丈ヶ岳登山で、北沢峠からのルートで難しい個所はなかったように思います。

 

しかしながら登山道を歩いていくので、途中道が狭くなったり滑りやすかったりする

場所もいくつかありましたので、特に雨天などは慎重に歩く必要はあると思います。

 

途中、友人が思い切り転んでしまったときがありましたが、やはり道が湿っていて

滑りやすい個所でした。

 

頂上に近づくとガレ場もありましたので、足を取られないように歩幅を狭くして

歩くのが安全だと思います。

 

それと、仙丈ヶ岳頂上から、馬の背ヒュッテルートで帰る場合、途中、小屋を過ぎてから

沢を渡る場所が数か所ありますが、増水していると危ないかもしれないと思いました。

 

それと、先の登山道が見えずらいところもあったので、地図でも確認をして慎重に進むことを

おすすめします。

 

大滝ノ頭(5合目)以降も下りが続きますので、滑らないように慎重に歩くことが怪我防止に

なると思います。

 

今回、ストックを使用したのですが、かなり快適に歩くことができました。

 

今回の登山で思ったことは、夏の仙丈ヶ岳周辺は午前中は天候が比較的安定するのですが、

午後からは大雨や雷雨が起こる可能性が高いように思いました。

 

山小屋のスタッフの方も話していましたので、なるべく早く出発して早めに戻ることが

安全登山につながると思いました(早めに出発する場合はヘッドライトが必要です)。

 

もちろん、前もって天候は確認して、天気図などで最初から悪天候が予想される場合は

登山は中止することも大切だと思います。

(天気の日は歩きやすくても、雨で登山道が濡れるとかなり滑りやすくなり危険です)

 

天候が良ければ景色もきれいなので、とても満足度の高く楽しい登山になると個人的には

思います。

 

登山後は仙流荘で温泉に入ることもおすすめです。

 

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