小惑星探査機【はやぶさ2】打ち上げ!ルートは?プラネタリウム内容は?

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はやぶさ2

出典:http://www.asahi.com

2014年9月30日に小惑星探査機「はやぶさ2」が

打ち上げされる日時が発表されました。

 

2号機になる「はやぶさ2」には、どのような

ミッションが課せられているのでしょうか?

 

気になる「はやぶさ2」の打ち上げ日時やルート、

上映されている「はやぶさ2」のプラネタリウム等に

ついても調べてみました。

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「はやぶさ2」打ち上げ!

はやぶさ2」は、2014年11月30日の

13時24分48秒に、HIIAロケット26号機によって、

種子島宇宙センターから打ち上げる予定でした。

 

しかし、天気予報によると当日の天候が、

ロケット打ち上げに適していない可能性が

高いため、延期になりました。

 

次回の打ち上げは、12月1日(月)13時22分43秒に

再設定されました。

 

打ち上げライブ中継をインターネットで見ることができる予定です。

配信は12月1日の12時25分からです。

尚、天候が悪化した場合は延期になる可能性があります。

 

12月2日追記

12月1日の打ち上げは、当日の打ち上げ時間の制限風速を

越える恐れがあるため延期となりました。

 

次回の打ち上げ予定日は、12月3日(水)の13時22分04秒になりました。

打ち上げ中継ライブも同日の12時25分からの予定です。

 

12月3日追記

12月3日の予定時刻通りに「はやぶさ2」の打ち上げが成功しました。

「はやぶさ2」は発射台から約3km離れている、最も近い恵美之江展望公園では、

打ち上げ成功を願うはやぶさファンの人々約700人が見守る中、

空高く舞い上がっていきました。

本当に良かったですね。

 

 

それでは、最初に「はやぶさ」について少し触れたいと思います。

 

1号機の「はやぶさ」は2003年5月9日に打ち上げられ、

目的の小惑星イトカワに2005年9月12日に到着しました。

 

その後、小惑星イトカワの調査をした後、表面から物質を

採取するという、大変なミッションを見事に成し遂げて、

2010年6月13日に無事に地球に戻ってきました。

 

1号機のはやぶさは、数々のトラブルに見舞われながらも、

世界で初めて小惑星から物質を持ち帰るという

快挙を成し遂げたのです。

 

そのストーリーは映画にもなり、多くの人々が感動し、

遠い宇宙を想像し、夢に描いたのではないでしょうか?

 

今回、2号機になる「はやぶさ2」の計画は、予算の削減などで

厳しいものでしたが、予算の見直しや寄付金などが集まったため

実現することが出来ました。

 

はやぶさ2」と、1号機の「はやぶさ」の大きな違いは、

小惑星でのサンプルの採取方法と姿勢制御装置です。

 

まず、サンプルの採取方法ですが、「はやぶさ2」には

インパクターと呼ばれるものが搭載されています。

 

インパクターとは衝突装置のことで、小惑星の高度500mで衝突装置を

はやぶさ2」から分離します。

その時に、爆発の様子を監視するカメラも分離します。

 

はやぶさ2」は爆発に巻き込まれないように、安全な小惑星の裏側に隠れます。

衝突装置はタイマーで約40分後に爆発しますが、その爆風によって打ち出された

銅板が、秒速2kmの速さで小惑星表面にぶつかりクレーター(大きな穴)をつくります。

 

クレーターが出来たことを確認したら、「はやぶさ2」は着陸用のマーカーを

小惑星の着陸場所に落とします。

 

その後、「はやぶさ2」は小惑星に着陸して、人口クレーターや、その周辺で

砂や小石などのサンプルを採取します。

 

次に、姿勢制御装置ですが、頭脳となる姿勢制御装置の予備も加えて、

万が一、故障などが起こっても対処が出来るようになっています。

 

姿勢制御装置が、12台の小型噴射エンジンに命令を送って

はやぶさ2」の姿勢を調整します。

 

1号機の「はやぶさ」では、各小型エンジンが配管や、凍ってしまった時に

溶かすためのヒーターを共有していたため、トラブルになった時に全部のエンジンが

動かなくなりました。

 

そのため、「はやぶさ2」の小型噴射エンジンには、すべて独立した配管や、ヒーターを

採用しました。そのため、1台のエンジンに不具合が起こっても、他のエンジンで

姿勢を制御出来るようになりました。

 

「はやぶさ2」がたどるルートは?

はやぶさ2」は、2014年12月に打ち上げられます。

その後、長い旅を経て、2018年6月頃に目的地である

小惑星「1999JU3」に到着します。

 

1999JU3は、「はやぶさ」が調査した小惑星「イトカワ」と似た、

地球軌道に接近する直径約900mの小惑星です。

 

1999JU3に到着した「はやぶさ2」は、先ほど述べたミッションを

行います。

 

その後、地球に向けて出発します。地球への到着予定は

打ち上げから6年後の、2020年12月頃になっています。

 

はやぶさ2」はちょうど東京オリンピックが行われた後に、

帰ってくることになります。話題の多い年になりそうですね。

 

プラネタリウム内容は?

現在、「はやぶさ2」を題材にしたプラネタリウム

「HAYABUSA2-BACK TO THE UNIVERSE-」

東京、池袋サンシャインシティで楽しむことができます。

 

内容は、実現不可能になりそうだった「はやぶさ2」の

プロジェクトが何故実現できることになったのか?

 

そして、たくさんの人々の思いを乗せた、「はやぶさ2」に

ついての説明や、課せられたミッションの内容などを

非常に美しく、迫力のある映像を楽しむことができます。

 

特に、ロケット打ち上げシーンは画面いっぱいに

ロケットが飛び出してくるかのようでした。

 

ナレーションもいいので、ゆっくりと宇宙を満喫できると

思います。

 

上映期間は下記の通りです。

2014年11月21日(金)~2015年6月7日(日)

 

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