登山中に胸の痛みが出るなどの

体調不良になってしまった場合、

せっかくの楽しい時間が台無しに

なってしまいます。

 

もし、それが心臓の疾患だしたら

すぐに病院に行くことはできず、

命取りになりかねません。

 

今年、私の父が心臓疾患で手術をしました。

心臓病を発見から、手術までどのような

流れになったのかをご紹介します。

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私の父は登山をするわけではないでのですが、毎日健康のため

散歩をしていました。

 

時間がある時はほとんど毎日夕方頃に歩いていました。

 

歩く距離も8000歩程歩いていたので、足は丈夫な方だと思って

いました。

 

しかし、ここ半年の間、歩くと胸(心臓)に違和感を感じるように

なっていました。

 

そして、今年の1月下旬に父が母と一緒に歩きに行った時の

ことです。

 

その日は寒い日でしたが、父は数百メートルも歩くと

胸の痛みを感じると言って、その日の散歩はすぐに中止に

して家に戻っていきました。

 

さすがに母も、父の体調がおかしいと思い病院にいくように

すすめました。

 

翌日、早速、総合病院の「循環器内科」で受診をすると、

聴診器でも心音に乱れがあると、先生から言われました。

 

これには父も頭をかしげました。

 

それもそのはず、実は、昨年の10月に健康診断を受けていて、

全く問題なしと言われていたのと、11月にも胸の違和感が

あるとのことで、同じクリニックで診てもらっても、問題なし、

とされていたからです。

 

(病院の検索サイトがありました)

 

循環器内科の先生にそのことを伝えると、この心音の乱れは

最近始まったことではないと話していました。

 

私は、これだから人間ドックのような精密検査を受けることが

必要なのだと思わされました。

 

結局、心電図などで波形に異常があれば分かりやすいかも

しれませんが、聴診器での判断は専門医でないと分からないと

いうことが分かりました。

 

話しがそれましたが、第1回目の受診では血液検査や心電図などの

検査を行いましたが、血液や心電図に異常はみつかりませんでした。

 

しかし、心音の乱れは明らかで、弁(大動脈弁)に何らかの異常が

ある可能性と、胸の痛みは「狭心症」の恐れがあったため、

その日は血液をサラサラにする薬を処方していただきました。

 

第2回目の受診では、より詳しい検査をすることになっていました。

 

まず、午前中に行われたのは造影剤を使ったエコーでの検査でした。

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それが、終わると午後からは3DCTが検査が予定されていました。

 

3DCTは立体的に心臓を見ることができるもので、通常のCTよりも

より綺麗な映像で心臓の状態を確認することができます。

 

しかし、午前中のエコーの結果を見た先生が、多少焦りを感じさせる

様子で私に話をしてきました。

 

その内容は、心臓の状態が思ったよりも良くないので、全ての検査が

終了したら、その日は予定になかった外来で問診が行われることに

なりました。

 

心配しながらの待ち時間はとてつもなく長く感じました。実際に

朝から夜6時位まで、病院に居続けるのは本人だけでなく、付き添う

人にとっても大変なことです。

 

ようやく時間がきて先生からの話を伺うと、お昼頃にお伺いした内容と

ほぼ同じで、今度は図鑑を見ながら父の心臓がどのような状況になって

いるのか、説明していただきました。

 

その内容は、心臓を取り巻く大きな「冠動脈」3本すべてに動脈硬化が

みられるのと、「大動脈弁」にも石灰化がすすみ2/3が固まって血液が

うまく流れていないため、早急に外科手術が必要と言われました。

 

私にとってはそこからが、大変な日々でした。父が安全に手術を

受けられるように、とにかく心疾患の勉強をしながら、心臓の手術で

実績のある病院探しも始めました。

 

とにかく数か月の猶予もないとのことでしたので必死でした。

 

知り合いで、実際に心臓の手術をされた方がいたので、その方にも

ご相談させていただいきました。

 

その結果、心臓専門の病院を見つけることができ、転院させて

いただきました。

 

転院後も検査が続き、今度はカテーテルを使用して造影剤を

直接心臓の血管に入れることで、血管の状態がよりよく分かる

のですが、予想以上に冠動脈の詰りがひどかったため、

検査入院から、そのまま継続入院となり、手術になりました。

 

手術は、5本のバイパス手術と、冠動脈置換術といって

大動脈弁を「生体弁」といって、牛か豚の弁と交換する

手術を行いました。

 

約5時間半もの長い手術でしたが、無事に成功することが

できました。

 

手術後は、体力や心肺機能も低下するので、顔色が

よくなったのですが、少しずつ歩きながら体力をつけて

現在では、顔色も良くなってきました。

 

私も心臓専門の病院に付き添いで通って分かったこと

なのですが、心疾患の患者さんはとてもたくさんいました。

 

やはり高齢者が多かったのですが、中には若い患者さんも

いました。

 

心疾患は動脈硬化が原因な場合が多いそうですが、

最近の食生活の変化により、若い世代の患者数も増加して

いるとのことでです。

 

登山をするとかなりの運動になるので、心拍数も上がり血流も

早くなるので、血管に詰りなどがあると心筋梗塞などが起こり、

致命的になる場合もあります。

 

夏など人気の山のテント場付近に救護所などが臨時に

設置されることもありますが、医療設備の整った大学病院

とは比較になりません。

 

山で病気に気づく前に、日常の体調管理で早く症状に

気づき、何かいつもと違うと思ったら、早めに病院などで

検査をすることも大切になると本当に思いました。

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