【空飛ぶ自動車】エアロモービル3.0の性能は?価格は?

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出典:englishclass.jp

2014年10月29日にオーストリアのウィーンで、

エアロモービル3.0の試作品が発表されました。

 

空飛ぶ自動車がついに実現しました。

その性能や価格を調べてみました。

 

 

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【空飛ぶ車】エアロモービルとは?

エアロモービルとは、簡単に言えば空飛ぶ車です。

 

車が空を飛ぶ?

 

とんでもないことだと思いますが、これはスタントマンが自動車を使って

ジャンプ台から飛ぶのとは全く違います。

 

【空飛ぶ車】エアロモービルの動画はこちらです

 

エアロモービルは、車であり、飛行機でもあります。

 

例えば、毎日の通勤で今までと同じように、

自動車として道路を走り、会社の行き来が出来ますし、

渋滞が予測される時や、距離がある時などは、

飛行機で目的地まで行こう、ということも、

このエアロモービルが一台あれば、出来てしまうのです。

 

はっきり言うと、日本では土地や地形により、なかなか想像しにくいかもしれません。

しかし、北米では道路も広いですし、小さな町々にも空港や、

不整地ながら十分に滑走路として使用できる場所があります。

 

例えば、自宅の駐車場から車を運転して出発し、

途中、空港に立ち寄り、そのまま翼を広げて滑走路から離陸して、

最寄りの空港まで飛んでいき、

車を降りることなく目的地に到着することが出来るのです。

 

日本でも、北海道など大きな土地のあるところであれば、

実用性はあるのではないかと思います。

エアロモービルの性能は?

まずは、車として使用するときですが、エアロモービルのサイズは、

縦の長さが6m、横幅が2m24cmあります。

 

2人乗りで、車体重量は400kgです。

 

最高時速は時速160km、燃費はリッター12.5kmで、

そこそこに良い燃費となっています。

燃料を満タンにすると、約875kmの走行が可能です。

 

次に、飛行機として使用する場合ですが、後ろに伸びている翼を横に出すことで、

飛行機に変化します。

 

飛行時のエアロモービルのサイズは、

縦の長さは同じ6m、横幅は8m32cmになります。

 

飛行時の最高速度は、時速200km以上、

燃費は空を飛ぶので、1時間あたり15リットルの燃料消費になります。

燃料を満タンにすると、最大で700kmの飛行が出来ます。

 

一見、車で走った方が、より遠くへ行けるようにも思えますが、

飛行をすれば車のように蛇行している道を走る必要ななく、

ほぼ直線で目的地に行くことができるので、

実際は飛行した方が、より遠くへ行けますし、

速度も速いので時間の節約にもなります。

 

気になる離陸に必要な距離ですが、約200mだそうです。

 

これは2人乗り、もしくは4人乗りの小型セスナと

同じくらいの離陸距離になります。

 

現在、試作の段階ですが、最終的に完成するまでに、

自動操縦、パラシュートなどが装備される予定です。

 

また、可変型の翼の角度調整により、離陸距離をより短く出来、

それに加えて、頑丈なサスペンションとなれば、

不整地での離着陸を可能にすると思われます。

 

テスト飛行の動画では、離陸時は意外と早く地面を離れましたが、

その後、上昇するまで、多少、時間がかかるように思えました。

 

また、左右へのブレが少し気になりました。

最後に、エアロモービル3.0は、ほとんど水平で着陸をしていましたが、

構造上、仕方のないことなのかもしれません。

(通常、飛行機は後輪から着陸します)

 

エアロモービルは、まだ、試作段階ですので、さまざまな点において、

これから改善されるのではないかと思います。

 

エアロモービルの価格は?

気になるエアロモービル3.0の価格ですが、

残念ながらまだ試作機ということもあり、

現段階では発表されていません。

 

ちなみに小型機の代名詞と言われる、

セスナの新型モデルでC-172TD(4人乗り)は、約30万アメリカドルで、

日本円に換算すると(1ドル115円で)約3450万円になります。

 

エアロモービルは、製造される数も最初は少ないと思うので、

この価格よりも高くなるかもしれません。

 

しかしながら、この夢のような空飛ぶ車を、運転、

または操縦してみたいと思う人はたくさんいるのではないでしょうか?

 

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